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抗がん剤・抗感染症創薬のための標的分子探求


Molecular Targets for the Development of Therapeutic Agents against Cancer and Infectious
Diseases in vitro, in vivo and in silico
ご  案  内

 日 時 : 平成22年2月3日(水)  9:50~17:35
                 4日(木) 10:00~16:40

 会 場 : 岡山大学大学院自然科学研究科棟2階大講義室
        
    〒700-8530 岡山市北区津島中3丁目1番1号



第3回シンポジウム開催にあたって

 現代社会では、がん、感染症、生活習慣病の予防・治療に対する関心が非常に強くなってきています。これに応じて医療およびそのシステムの高度化や新たな治療・診断の先端的技術さらには画期的新薬の開発が求められると同時にこれらに伴う倫理的な対応が必要になってきました。したがって、異分野の研究を縦断的に活用するいわゆる創薬のためのトランスレーショナルリサーチを推進することがますます重要な課題となっています。
 
 このたび、「高度医療都市を創出する未来技術国際シンポジウム」は御陰さまで第3回目の開催を迎えます。今回は、「抗がん剤・抗感染症創薬のための標的分子探求」をテーマとして、創薬のための標的分子をいろいろな立場から論じて頂く事を企画しています。国内外、学内外から、また様々な角度からのご講演およびポスターにより発表を頂きますが、参加される皆様方には今後のトランスレーショナルリーチへ大いにお役立て頂きかつ専門分野以外への見識を広げる一つのよい機会として頂きたいと考えています。
 
 平成19年度より過去2回企画開催してきましたこのシンポジウムの活動の背景は、本学における「抗がん・抗感染症創薬プロジェクト」ユニットです。これは総合戦略型研究拠点を形成して育てようとする本学の活動のひとつです。本プロジェクトでは、国際連携を強化して国際的人材の育成を系統的・戦略的に行って、より活発で特色ある教育研究活動を行うことにより先端科学技術発展を推進する事もその目的の一つとしています。
 
 本プロジェクトを広く紹介することにより、教育研究拠点の形成が「高度に成長する医療都市」を育む結果となって表われることを期待し、さらなる理解と協力を求めていきます。同時に、この企画が、また新たなプロジェクトを生む契機となり、さらにその成果が社会に還元され、その好循環の輪がさらに大きく広がってよりよい社会が築かれていくことを願うものです。

                                シンポジウム世話人 妹尾昌治




更新日:2010年2月17日

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