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      日  時 : 2011年2月8日(火)  9:30-17:40

      会  場 : 岡山大学大学院自然科学研究科棟2階 大講義室
              (Bldg. Graduate School of Natural Science and Technology, 2F)



第4回シンポジウム開催にあたって

現代社会での、がん、感染症、生活習慣病の予防・治療に関する課題は、年毎にその重要性が増してきています。これに伴って医療およびそのシステムの高度化や新たな治療・診断の先端的技術、さらには画期的新薬の開発が求められると同時にこれらに付随する倫理的な対応も必要になってきました。異分野の研究を融合して活用するトランスレーショナルリサーチを推進することがますます重要となっています。

このたび、「高度医療都市を創出する未来技術国際シンポジウム」は御陰さまで第4回目の開催を迎えます。今回は、「がんと感染症に対する包括的アプローチ」として、最近のホットな話題を含め、いろいろな角度からの講演をお願いしています。国内外、学内外から、また様々な視点からの講演およびポスターにより発表を頂きますが、参加される皆様方には今後のトランスレーショナルリサーチへ大いにお役立て頂き、かつ専門分野以外への見識を広げる一つの良い機会として頂きたいと考えています。



平成19年度よりこれまで4回の企画を重ねてきましたこのシンポジウムの活動の背景は、本学大学院自然科学研究科における「抗がん・抗感染症創薬プロジェクト」ユニットです。これは総合戦略型研究拠点を形成して育てようとする本学の活動のひとつであり、平成21年度より学内COEに位置づけられています。本プロジェクトの目的の一つは、国際連携を強化して国際的人材の育成を系統的・戦略的に行い、より活発で特色ある教育研究活動へ結び付けることにより先端科学技術の発展を推進する事ですが、このたび平成22年度の頭脳循環を活性化する若手研究者海外派遣プログラム(日本学術振興会)「がん幹細胞モデルの作製とそれを用いたがん幹細胞標的治療法の開発」 が採択され、若手研究者の人材育成が外部資金により始められる事となりました。これも皆様の暖かいご支援の賜物と感謝致しております。

本プロジェクトがさらに発展して,教育研究拠点の形成が実を結び「高度に成長する医療都市」を育む結果となって表われることを期待し、引き続き皆様のさらなるご支援をお願いしたいと考えています。 同時に、この企画がさらに新たなプロジェクトを生む契機となり、それらの連携が大きく広がってより良い社会が築かれていくことを願うものです。


                                     シンポジウム世話人 妹尾昌治

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