岡山大学循環器内科
医療関係者向け

平成18年度以前 研修医の声 


初期研修

   「循環器内科での研修について」
 循環器内科での病棟業務ではチームの一人として診療していきます。3ヶ月の研修期間中には、虚血性心疾患・不整脈・肺高血圧などを経験させていただきました。市中病院と比較すると、疾患の偏り(原発性肺高血圧・ブルガダ症候群が多い)が見られますが、「心機能を評価する」「心電図を読む」といった基本的なことはかわり無かったと思います。毎朝の新入院カンファレンスや毎週木曜日のカンファレンスでは症例プレゼンテーションがありますが、研修医としてプレゼンテーション能力を磨くのに大変よい経験となりました。特に心電図への言及が甘いと教授をはじめとする先生方に指摘され、自分の勉強が足りない事を自覚させられ、更に研鑚するモチベーションとなりました。
 「症例が少ない。」「症例が偏っている。」といった点で大学病院での研修が忌避されている感があります。しかし、循環器内科での研修では症例数は決して少ないということは無く、やや偏った症例の中でも循環器の基礎について学べる研修先であると思います。
  4月初旬に内科選択研修先を選ぶ際に循環器内科を3ヶ月と即決してよかったと思います。3ヶ月間ありがとうございました。

平成18年度研修医 三橋利晴


   「循環器内科での研修を終えて」
 3ヶ月の研修を終えて今番思うのは、もっともっとこの科で研修したかったなということです。本当にこの3ヶ月間は私にとって驚きの連続でした。
  私が内科選択で循環器内科を選んだのはもともと循環器に興味があったということもありますが、岡大の循環器内科で研修した研修医の先輩方からすごくよかったという話をよく聞いていたこともありました。
  実際研修してみて、虚血性心疾患から肺高血圧、不整脈、重症心不全まで幅広い分野を経験することができました。症例数も多く、心電図や心エコーの読み方から1つ1つの症例についてまで病棟医の先生を初め、どの先生も熱心に指導して下さいました。
  毎日のカンファレンスでは症例の疑問点について活発に意見がかわされ、循環器の各専門分野の先生方が検査結果や文献を用いて問題点を解決していく姿勢をみて、形だけではないカンファレンスにとても感動しました。また、緊急時の対応の早さや協力体制もこの科ならではと思います。
  循環器内科の医局はとても雰囲気がよく、そのことは日々の診療でも感じていましたがその他の場面でも多々感じることがありました。12月にあった忘年会の出し物では、仕事が終わった後、真剣に踊りやコントを練習したり、大掃除の時はほこりだらけの部屋でみんなで帽子・マスク・手袋で掃除をしたりしました。大掃除の時聞き覚えのある声だなと思ってふと隣を見ると、大江教授が医局員と同じようにマスク・帽子姿で楽しそうに掃除されていて大変驚きました。
  この医局の雰囲気のよさと先生方の優秀さ、行動力が岡大の循環器内科の魅力なのだな、と実感しました。
  勉強不足を感じさせられる毎日で、まだまだ勉強しなくてはいけないことはたくさんありますが、この3ヶ月間毎日心電図と格闘しているうちにいつの間にか嫌いだった心電図が大好きになってしまったことには自分でも驚いています。今後、先生方にこの3ヶ月で教えていただいたことを無駄にしないよう努力を続けていきたいと思います。
  循環器内科での研修を他でもないこの岡山大学でできたことをうれしく思います。
  先生方にはとても感謝しております。本当にありがとうござました。

平成18年度研修医 小倉可奈子


   「循環器内科での研修を終えて思うこと。」
   私は医師になって初めての内科研修をこの循環器内科で行った。当初予定していた2ヶ月の研修を3ヶ月に延長して頂いたのは、もっとこの科で学びたいと思ったからである。基礎がない状態で専門的な分野の研修をすることは大変危険なことであるとも思う。大学病院の循環器内科というとなおさらかもしれない。しかし、3ヶ月の研修を終えて思うことは、いかに充実した研修を送るかは、本人のやる気次第ではないか、そしてそのやる気を起こさせて頂けるかどうかはその科の魅力ではないかということである。この3ヶ月本当にたくさんの事を教えて頂き、またいろんな経験をさせて頂いた。また、ここでしか見られないような特殊な疾患にも数多く携わった。専門的な疾患から基礎を学ぶこともたくさんあると思う。 
本当に貴重な経験をさせて頂きました。ありがとうございました。                 

平成18年度研修医 宇賀麻由


   「循環器内科での卒後臨床研修」
  岡山大学病院ではヶ月間の内科研修が必須であり、その研修内容は研修医の希望により自由に選択できるシステムになっています。私は将来、内科系を希望していたこともあり、循環器疾患の診療を経験したく当初2ヶ月の予定で循環器内科の研修を始めました。
  循環器内科での研修は、病棟業務に加えて心臓超音波検査をはじめ各種検査室や外来診察室での研修など幅広い研修が出来るようになっています。しかし基本的には個人の希望に沿って、興味のある分野を重点的に研修することも可能です。例えば、「心エコーを習得したい!」という人は毎日心臓超音波室で専門の先生の指導を受けることができますし、「心カテがしたい!」という人は心カテに参加し、指導のもとでカテを実際にできます。
  病棟業務は主治医チームの一人として、実際の診療に深く関わっていきます。虚血性心疾患から不整脈、肺高血圧、重症心不全など様々な分野の循環器疾患を経験させていただきました。治療方針の決定は、最新の文献や研究などをもとにカンファレンスで十分検討して行われ、EBMが実際の診療につながっていることを実感できます。
  また大学病院の特性として指導医が充実していることはもちろん、循環器内科はスタッフ・病棟医の先生方が若くバイタリティに溢れ、教育熱心であることがとても印象的でした。
  今後受け持つ患者や救急外来などでも、ちょっと心エコーをあてて心機能を評価する、心電図を読む、循環作動薬を使う場面に遭遇するなど、循環器内科で経験したことはすぐに実践できます。多くを学び、とても楽しく充実した研修ができました。私は結局、循環器内科での研修を3ヶ月に延長して研修を終わりました。ありがとうございました。

平成17年度研修医 高杉瑞恵


後期研修

   「循環器内科入局の感想」
  平成16年度岡山大学卒。
  スーパーローテート一期生である。
 2年間の研修を市中病院で終え、3年目からの進路として岡山大学循環器内科への入局を選択した。年目から、研修先であった市中病院に残る、という選択もあった。他の市中病院でレジデントをするという選択もあった。なぜ、現在の臨床能力重視、市中病院礼賛の時代にあって、大学の医局を選んだか。
  その最大の理由は、「この医局だったから」、である。市中病院でオーベンと仰いだ上級医の中では、岡山大学循環器科の医師たちが優秀であった。自分を育ててくれる医局だと感じた。また、大江教授の陰口を誰も言わないことも印象的であった。普段の仕事中は勿論そんなことはないが、飲み会などでは、皆口が軽くなる。そう言った席で、他の医局の教授への愚痴を延々と聞かされたことがある。しかし、岡山大学循環器科医局の医師たちは、決してそれがなかった。逆に、本当に心酔しているのだなぁ、と印象付けられることが多く、飲み会のたびに大江教授がいかに素晴らしいか、この医局がいかに素晴らしいかを語られたものである。
  この医局なら、自分が伸ばしてくれる。そう思ったから、私はここに入局した。
  入局し、大学病院で働き始めて数ヶ月。予想を裏切られることはなかった。
  医局で、病棟で、カンファレンスで繰り広げられる議論は、どれも奥が深く、毎日私の知識欲を満たしてくれる。上級医からの指導、指導されながら実施する手技、見学する手技、そのどれもが高度で、奥が深い。市中病院に研修に赴く前、大学は臨床力が低く、仕事の能力は市中病院でしか磨けない、と考えていた。自分がいかに浅薄であったかを思い知らされる日々である。
  医局と言うと、私も昔はそうだったが、負のイメージが付きまとうものでもある(多くはマスコミの洗脳によるものだが)。希望もしない病院に飛ばされる、教授の権力が強く、逆らえない、など。そう言う医局もあるのかもしれない。しかし、ここは違う。私たちは、自らが希望して派遣先を選ぶことができる。この医局の唯一の欠点を挙げるとしたら、私のような不出来な医師ですら医員として認めてしまうところだろうか。「来るものは拒まず、去るものを追わず」がこの医局の合言葉である。
  ここは、医師としての力を伸ばす環境が整備されている。ここは私たちを束縛する場所ではなく、いつでも出ていけて、いつでも帰ってこられる港である。
  本当に、いい医局だと思う。

以上が、私が入局後数ヶ月して考える、ここの医局像である。

平成16年度卒業後期研修医 武田 寛


  大学病院での初期研修でも循環器内科に3ヶ月間お世話になり、スッタフや病棟医の先生方に憧れて循環器の分野に興味も増し、現在、循環器内科で後期研修医として勉強させていただいております。
  後期研修は循環器の研修を受けながら、内科一般の知識も充実させるため、それぞれの希望に合わせて消化器や呼吸器・血液・内分泌などの各内科もローテートで研修させていただいております。心疾患特に虚血性心疾患の患者さんには基礎疾患も多く、将来、合併症を抱えた患者さんにどのように対応していくべきかを、様々な分野の専門家の先生から直接ご指導頂け、大変有意義な時間になっています。
  院内の様々な診療科をローテートさせていただいて、循環器内科の医局は非常に活気にあふれていることを実感します。働くときは一生懸命働いて、飲むときは一生懸命飲むという、めりはりの効いた体育会系の先輩方で、非常にモチベーションも高く、小倉記念病院、湘南鎌倉総合病院、国立循環器病センター、倉敷中央病院などの日本を代表する施設で研修を受けられており、最先端の知識や技術を教えていただくことができ、とても刺激的です。今後も先輩方を目標に頑張らねばと思う毎日です。

 平成16年度卒業後期研修医 宮本真和


「循環器内科へ入局して」
僕は今年の4月に入局し、現在、内科一般に関して大学病院内で研修中です。循環器内科の先生方は非常に明るい人が多く、活気にあふれています。しかし、皆さん「やる時はやる」といった感じで、例えば国立循環器病センター、湘南鎌倉総合病院、大阪市立総合医療センターなどの全国的にも著明な病院で勉強され、現在も最新の医療の中に身を置かれています。また、指導に関しても非常に丁寧で、心電図や心エコーなど循環器内科医として必要な知識、技術を身に付けたいと思えば、自分の納得がいくまで先輩方に指導していただける環境にあります。今、自分がこの状況に身を置いて一番感じることは暖かい人間味のある医局だと感じてます。

 平成16年度卒業後期研修医 永井正浩


Okayama University
Copyright © 2003-2007 Department of Cardiovascular Medicine, Okayama University. All Rights Reserved.