昭和24年8月に林道倫初代学長は、「皆さんにいちど津島に来て見ていただきたい。いかに貧弱なものであるか。これが大学であるというのが口はばったいくらいだ。できることはできたが、実に貧弱だということを認識していただきたい。(中略)大学が有能な人材を発見する手段であるということをよくお考えになって協力をお願いしたい。」と岡山県民に訴えました。
それから六十有余年岡山大学は、多くの有能な人材を輩出し、今や11学部・7大学院研究科・1附置研究所・1全国共同利用施設を擁する我が国有数の総合大学として発展してきました。学部卒業生は9万人を超え、大学院修了生は2万人を超えております。
岡山大学は、「高度な知の創成と的確な知の継承」を理念とし、「人類社会の持続的進化のための新たなパラダイム構築」を目標に掲げ、教職員と学生が一体となって日々教育・研究・社会貢献に取り組んでおり、国際的総合大学たる美しい学都・岡山大学を目指してまいります。
岡山大学同窓会におかれましては、第一期御卒業の小長会長を始めとして、国内外の各界各層で御活躍の同窓生の皆様方にも一体となって母校の発展と新たな連携に、学部・学科の枠を越えた御支援、御協力を切にお願いする次第です。 |