A.生体物質にはどのようなものがあるか?

B.生体物質は体内でどう代謝されるか?

 

A.生体物質にはどのようなものがあるか?

糖質、脂質、タンパク質、核酸、ビタミン、ホルモン、無機質、水・・・・

糖質

1.エネルギー源(グルコース、グリコーゲン)。

2.細胞外成分(グリコサミノグリカン:コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸など)

3.糖質には単糖、少糖、多糖がある。

単糖:グルコース(ブドウ糖)、ガラクトース、マンノース、フルクトース

少糖:単糖が少数結合したもの。2個結合したものを二糖という。

二糖:ラクトース(乳糖) =ガラクトース + グルコース

スクロース(ショ糖)=グルコース  + フルクトース

多糖:単糖が多数結合したもの。

グルコースが多数結合してできた多糖:

グリコーゲン(動物の肝臓と筋肉に多い)

デンプン(植物)

 

脂質

1.有機溶媒にとけやすく、水にとけにくい。

2.エネルギーの貯蔵型(中性脂肪=トリアシルグリセロール)

トリアシルグリセロール(トリグリセリド)=グリセロール+脂肪酸3個

脂肪酸はエネルギー源として特に大切。リン脂質、糖脂質にも含まれている。

3.膜の成分(リン脂質、糖脂質、コレステロール)

4.ステロイドホルモン・胆汁酸の原料として大切(コレステロール)

 

タンパク質

1.体内でいろいろな働きをしている。酵素はタンパク質。

2.タンパク質は、20種類のアミノ酸がペプチド結合でつながってできている。

タンパク質の一次構造:20種類のアミノ酸がつながる順番(アミノ酸配列)。

遺伝子であるDNAの一次構造(塩基配列のこと)で決まる。

タンパク質の高次構造:タンパク質は、アミノ酸でできた鎖(紐)が折りたたまれたり、さらに集まったりして立体になっている。立体構造のこと。

3.タンパク質の例:アルブミン、免疫グロブリン(IgM, IgG, IgA, IgD, IgE)、

プロトロンビン、フィブリノーゲン、ヘモグロビン、ペプシン、

トリプシン、キモトリプシン、インスリン、グルカゴン

 

核酸

1.核酸にはDNAとRNAとがある。

2.ヒトの遺伝子はDNAである。

3.核酸は、塩基と糖とリン酸からできている。

4.DNAは右巻きの2重らせん(double helix)構造をとる。

5.遺伝情報の流れ:遺伝情報は、DNA上に4文字言葉(塩基配列)でかかれている。

 

        転写      翻訳 

   DNA  ⇄  RNA  →  タンパク質

       逆転写

 

ビタミン

1.体内でつくれないが必要なので摂取しないといけない。

2.欠乏症がある。

 

ホルモン

1.分泌臓器(器官・細胞)→ホルモン→血液→標的臓器(器官・細胞)→作用

2.ホルモンの化学構造(タンパク質・ペプチド、ステロイド、アミノ酸誘導体、その他)

3.内分泌疾患(機能亢進と機能低下)

 

B.生体物質は体内でどう代謝されるか?

窒素(N)が必ず含まれるのは、糖質、脂質、タンパク質、核酸のうちのどれか?

必ず含まれる元素○

                炭素C  水素H  酸素O  窒素N  リンP  硫黄S

糖質                           

脂質                           

タンパク質                                   

核酸                                 

 

糖質、脂質、タンパク質、核酸に含まれる炭素(C)、水素(H)、窒素(N)は、代謝によって何に変わるか?

 炭素:C→二酸化炭素CO→肺から呼気中へ

 水素:H→水H

 窒素:タンパク質の窒素N→アンモニアNH→尿素→腎臓から尿中へ

                アンモニア→尿素の反応は肝臓で起こる。

        プリン塩基の窒素N→尿酸

 

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