秋の空

僕の頭上に広がる限りなく澄んだ秋の空
水の中で太陽はさんさんと輝いている
一遍の詩を書こうとするが
言葉は紙に落ちることを拒み
心とともに空の深みに溶けていく


                     
(2003年10月)