つまようじ法とは「歯周病の予防と治療のために考案されたブラッシング法です。
 歯肉炎はブラッシングを中止すると発症し、ブラッシングを再開すると消退します。
 このことはブラッシングが歯肉炎の予防と治療に欠かすことのできない手段であることを物語っています。
 そして、歯肉炎は歯と歯の間から発症すると言われています。
 これらの事実から歯肉炎の予防と治療には歯と歯の間のブラッシングが有効であることが分かっています。





 つまようじ法は歯ブラシの毛先を歯と歯の間に入れ、ピストン運動を7〜8回くり返して歯肉をマッサージする方法です。

 ブラッシングによるマッサージ効果を最も良く発揮するブラッシング時間と力は200g、20秒ということが分かっています。200gとは消しゴムで字を消す時と同じような力に相当します。
 1か所あたり20秒かけると、全部磨くのに約12分かかることになります。(ただし、歯の本数によって総時間は異なります)





・ヘッドが小さい
・毛の硬さはふつう
・毛束が疎に配列




つまようじ法を実践すると
 ・ブラッシング時の出血の減少
 ・歯肉の腫れの改善
 ・歯の動揺の改善
 がみられます。

 長期間続けると、歯の寿命ものびていくでしょう