IVRロボット
年々、医療技術は進歩している。
そのひとつにX線装置やカテーテル等の器材の発達により飛躍的な進歩を遂げているInterventional Radiology(IVR)と呼ばれる手術法がある。
IVRとは、X線透視や超音波像、CTなどの画像診断技術を利用して体内にカテーテルや針を挿入し治療を行う手術法のことで、様々な治療に応用されている。
IVRには,、外科的手術と比較すると侵襲性が低く、局所麻酔での治療が可能であるというメリットがある。
また、術後3日から4日で退院できるという事例が多く、近年、IVR手術の数が増加している。しかし、現状の肺がんに対するIVR手術では、CT装置下において医師が針やカテーテルを把持して治療を行っているため医師への放射線被曝が危惧されている。
そこで、ロボットを遠隔操作しラジオ波凝固療法を行うことで医師への放射線被曝の低減を考える本研究では、肺がんに対するラジオ波凝固療法を支援するロボットの開発を行っている。
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