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田口ゼミナール・ゼミ生

ぜミナールの内容

 このゼミでは、世界の様々なエリアの政治・経済問題について、討論を通じながら理解を深めていく。このゼミで得られる力は、世界の様々な政治・経済問題を理解する能力、関心のあるテーマに関する情報を収集・分析する能力、関心のあるテーマに関して論文をまとめる能力、社会科学の問題を考えるための論理構成力、などである。また、プレゼンテーションやディベートの能力も養う。

 ゼミ活動の最終目標は、卒論を仕上げることである。まず、世界の政治・経済問題への基礎的理解を深め、各自が関心を持ったエリアや国、経済問題などを絞り込む。次に、選択したテーマにアプローチするための方法論を固め、資料の収集を開始する。その過程で、論文を書くための技術的手法を身につけ、また論理構成力、資料収集力の向上を図る。論理構成力、表現力の向上には、ディベート・トレーニングが用いられる。また、ディベート、研究報告に際しては、Excel、PowerPoint、OHP、パネルなどを利用したプレゼンテーションのテクニックを学ぶ。

 また、必要に応じてサロン形式のサブゼミを開き、ゼミ活動を補完する。たとえば、英語のネイティブ・スピーカーと時事問題などについてディスカッションを行うサブ・ゼミを継続的に開き、すでに高い成果を上げている(大学院生も含めたカレッジTOEICで学内最高点マーク者を輩出)。また、留学情報交換会、大学院進学者対象の勉強会、関西学院大学とのディベート、報告・交流会、ゼミ合宿も行っている。

 ゼミ生の就職先は、日本銀行、岡山県庁、岡山市役所、広島県庁、東京海上日動火災保険、日本生命、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、東京三菱信託銀行、中国銀行、野村證券、大和証券、安田火災海上保険、リクルート、JCB、全日空、三菱電機、ベネッセ、中国ガス、中国電力、衆議院調査局、他。国家Ⅰ種、国家Ⅱ種、地方上級の合格者も多い。また進学組は、米国・英国MBA留学、北京大学大学院、京都大学大学院農学学研究科、大阪大学大学院経済学研究科、同国際公共政策科、名古屋大学大学院経済学研究科、神戸大学大学院国際開発協力科進学など。ゼミ生の多くが長・短期留学の経験を持つ。米国、中国、オーストリア、イギリス留学など、そのネットワークは世界各地に広がっている。こうした多彩なゼミ生は、田口ゼミの最大の財産である。

 このゼミでは、ゼミ生の隠れた能力を発掘し、能力を最大限に引き出すことができるよう、最新の教育・指導システムを取り入れている。すべてのメニューにフル参加すると、かなりきついゼミであるが、ゼミ生の主体性を重視しており、教官の方から課題を押しつけることはない。したがって、多様なメニューの中から自分自身に必要なプログラムを選択して取り組む事も可能である。自ら意欲的な課題を設定し、失敗を恐れず積極的に取り組む姿勢がある、個性的な学生の参加を期待する。

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4月 新ゼミ生歓迎会

4、5月 論文作成技術の基礎的的指導

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6月 ディベート交流

7月 卒論中間報告会

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9月 研究合宿


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11月 学内ディベート

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12月 卒論指導

12月 忘年会

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2月 卒論報告

3月 卒業ゼミ生送別会

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3月 卒業式



田口ゼミナール・ゼミ生研究テーマ一覧

2017年度(9月卒業)
内波可菜「旧ユーゴスラヴィアの軌跡とセルビアの葛藤」
齋藤里恵「中国製造2025の考察」


2016年度
浦宗航「21世紀における資源ナショナリズムの新たな展開」
小林和樹「EUと移民問題」
任梦玲(Mengling Ren)「爆買いから見る日中観光産業の現状」
東條晴二(Seiji Tojo)「How Industry4.0 can be Adapted to Japanese Manufacturing Industry」(岡山大学経済学会懸賞論文佳作)
中嶋弘樹「ピタゴラス勝率による戦力補強戦略の再構築」
橋谷田ふみ「現代日本における貧困問題の考察 ―教育は貧困を救うか―」
マーシャレク香怜(Karen Marschallek)「少子高齢化に伴う労働力不足と政策 ―日独政策比較-」
森達也「ケベックナショナリズム再考」
脇坂菜緒「オーストラリアの貿易戦略とTPPのインパクト」(マッチングプログラム・コース黒正賞)


2015年度
安永享太郎「AIIBから見る人民元の基軸通貨への可能性」
植村安友実「日中韓経済共同体の可能性について」
川野瑞双「「新興市場における日本企業のグローバルビジネス戦略分析 ーユニクロの中国市場攻略はなぜ成功したかー」
光井智彦「学費に苦しむ大学生たち ―国はいかに高等教育を経済的に支援すべきか―」
町田好優「COACHの南アフリカ参入戦略分析」
梅津江利「女性就業の重要性と今後 ―経済成長の柱としての女性の姿―」
谷美里「国際経済環境の変化と韓国経済の構造調整 ―韓国における格差の実態に迫る―」
岡崎史花「幼少期の教育投資の効果 ―しまじろうが子どもを優秀にする?―」


2014年度
相生愛実「経済学から見える『肥満』とは ーせっかちな人は太りやすい?ー」
尾上智紀「日本の財政赤字の増加に対する税収拡大の必要性」
富樫安奈「ドイツ労働経済における東西格差の真意 ー統一から四半世紀を迎えてー」
波多江俊彰「統計分析によるサッカー理想戦術の研究 ー松本山雅FCから見るJリーグでの戦い方ー」
芳川愛「シャドーバンキング問題と中国経済の行方 ー試される習近平政権の変革力ー」


2013年度
仁木友子「ユーロ圏における金融政策」
平井壮志「シルクロード経済圏の台頭と大国間の抗争 第IV期新グレート・ゲームの行方」
岩井政樹「ビットコイン 進化する通貨」
大脇弘嗣「シンガポールの目指すスマートシティ 経済連携から見る国家の安定性と将来性」
小田美和子「国内・国外携帯キャリア市場の動向とソフトバンクの経営戦略」
金川未希「中国の水資源の現状」
岡田真和「インド経済とインフラ問題」
高口幸加「フランスに学ぶ今後の日本の少子化対策 -家族法、移民政策の視点から-」
豊嶋一平「財務諸表の視点からJALの会社更生をみる 今後の虚空業界の発展」
西江豊「インドにおけるベーシックインカム導入の可能性」
堀田智之「現代日本経済におけるオリンピックの役割 モノからヒトへ」
山本杏奈「排出権取引と日本の諸課題」
渡部玄「日本企業の没落とこれからの再生 ー海外企業を参考にしてー」
草苅幸(MP)「ミャンマー民主化を巡る政治力学―ASEANの建設的関与を中心に―」(マッチングプログラム・コース最優秀論文表彰)


2012年度
磯部美希「グリーン・ツーリズムの現状と課題」
尾崎健吾「日本の地方プロサッカークラブの安定的経営と持続的発展の課題」
梶房由利香「州都争いからみる道州制 ?岡山・広島のあるべき姿の模索?」
馬唯佳「中国不動産バブル崩壊のメカニズム」
光井貴彦 「戦後から現在にいたる日本経済の成長要因の変化の分析 ?今後の日本経済の成長の鍵とは?」
三宅由美「ODAアジアモデルを世界の普遍的モデルにできる可能性についての分析」
山村聡「中国西部の開発のマクロ分析」


2011年度
石橋真彦「中古教科書流通の新しいビジネスモデルの考案 ?日本で中古教科書は普及するのか?」
井上渉「全量買取を前提とした固定価格買取制度の日本への導入 ?現在の固定価格買取制度の数値を用いた試算に基づく電気料金の考察?」
江原舞「エジプトにおける「民主化」運動の分析と今後の展望に関する考察」
木ノ本彩乃「EU通貨統合の展望と課題 ?ギリシャ危機からの脱却?」
久保仁美「ギリシャ危機から見るユーロ経済圏の課題と展望」
國方藍乃「持続可能なフェアトレードに向けた経営戦略 ?スターバックスコーヒージャパンのケーススタディ?」
?垣利充「電子マネーの現状から見る将来像」
筒井訓章「学生をターゲットに実施したファーストフード店利用に関するマーケットリサーチとその 分析」


2010年度
新井泰彦「東アジアにおける日本の主要港湾の敗北と今後の課題」
漆原翔太「メディア芸術産業が与える地方経済への影響についての考察」
山本由理佳「農民国家中国の農業問題と課題」
横田遼「高知県農業における新たな販路の検討」


2009年度
崎山翔太「金融システム不安定化を契機としたシステミック・リスク管理再論 ?自己資本比率規制の役割を中心に?」
永木緋鶴「開発途上国における地域経済統合に関する一考察 ?東アフリカ共同体(EAC)を例として?」
片山一樹「CD販売に関する音楽業界の新たな経営戦略について」(研究報告)
若松俊夫「フェアトレードとその問題点」 (研究報告)


2008年度
久保悠「「サード・イタリア」に見るイタリアの経済再生戦略」
佐竹良介「先進諸国の高等教育の現状と課題」
住吉健太郎「情報の非対称性の効用とその利用」
野崎貴文「東アジア共通通貨バスケット構想に関する研究」


2007年度
門田英也「規制緩和以降のJALの経営戦略分析」
高松美公子「シンガポール経済の成長とFTAの役割」
矢野起世「外資主導による重債務最貧国(HIPCs)からの脱却 ?「モザンビークの奇跡」にみる新しいアフリカ諸国経済成長モデル」(岡山大学経済学会懸賞論文佳作)


2006年度
梶並沙織「トルコEU加盟交渉に見る「多様性の中の統一」の限界」(岡山大学経済学会懸賞論文佳作)
濱崎友加「少子高齢化時代におけるコミュニティビジネス」(岡山大学経済学会懸賞論文佳作)


2005年度
大野永二「IT産業に見る韓国経済システムの転換 ?財閥主導からクラスター形成へ?」(岡山大学経済学会懸賞論文佳作)


2004年度
岡田佳昭「東アジア経済共同体の拡大と深化」
佐藤智子「イタリアにおける産業集積と中小企業支援策」 (岡山大学経済学会懸賞論文佳作)
盛真依子「ペルー:フジモリ政権期の経済改革の成果と課題」 (岡山大学経済学会懸賞論文入選)


2003年度
馬屋原由充「好調に推移するロシア経済の脆弱性」
金丸あゆみ「『失われた10年』からの脱却 ラテンアメリカ諸国における新自由主義改革の成果と残された課題」
東條仁美「欧米小売業グローバル化に対応した日系小売業の国際競争力強化戦略に関する一考察」(岡山大学経済学会懸賞論文佳作)
張佳楽「『青島モデル』の構造と諸問題 実地調査に基づく中国青島市医療保険制度の分析と評価」(岡山大学経済学会懸賞論文佳作)
松岡敏生「雇用維持を目指すワークシェアリング 岡山県下(製造業)のワークシェアリングの現状調査と分析」(岡山大学経済学会懸賞論文入選)


2002年度
斎藤公子「日本のODAの現状と展望」
須磨舞子「韓国財閥の問題点とその改革の成果」
旦部夏美「現在の日本における外国人労働者問題」
布施磨依子「IMFの政策をめぐる現状と課題」
御園生寿子「日本版401(k)の導入をめぐる諸問題」
村中梨砂「地球温暖化問題とその対策 ?炭素税と排出権取引の導入の是非?」
山木久年「ゼロ金利政策の狙いと実際の効果」


2001年度
北村公路 「中国のWTO加盟と日本企業の中国進出」
江原邦治 「EUの深化と拡大がドイツ経済に与える影響」(岡山大学経済学会懸賞論文佳作)
小林奈津美 「ベトナム経済移行期の発展戦略」
中山育子 「バブル経済の崩壊と不良債権処理」
新田陽子 「日本の医療保険制度の課題と展望」(黒正賞)
三好佐知子 「中南米諸国のドル化政策」
山崎隆博 「イギリスにならう民活公共事業の新手法 ? PFIの導入」
松村和明 「イギリスのユーロ加盟問題と動向 ?EMS離脱から現在へ?」


2000年度
秋山大樹 「401(k)プランの制度研究」
植田祐子 「ナチスの台頭にみる戦争と経済」
鴨井芳枝 「在日外国人と日本」
國武優美 「ブラジル経済の諸問題」
小橋純江 「朝鮮半島統一のコストと利益 ?ドイツ統一との比較?」」
佐藤通高 「ラオス経済の現状と展望」
竹本真美子「イタリア経済の諸問題と欧州通貨統合参加の影響」
伊達雄高 「東アジア諸国における開発独裁体制 ?発展戦略理論のモデルケースとなりえるか? 」
中野亜紀子「グローバリゼーションと米国経済」
錦織厚子 「省資源化対策とその経済効果」
横田英花 「財政構造改革法とその問題点 ?アメリカ包括財政調整法に見る財政再建の手法?」
横山理絵 「メキシコ経済の現状と展望」
吉富清美 「アジア通貨危機と金融構造改革 ?タイを中心に?」


1999度年
赤木宏充 「業界再編はなぜ起こるか?自動車産業再編の動きから見る?」
上田恭一郎「銀行再編の道のりと展望」
大頭美緒栄「新型不況のゆくえ」
川谷拓也 「日本的経営システムの改革」
児島幸子 「両ドイツ統一過程に関する制度論的考察 ?通貨同盟と信託公社を中心に?」
貞方雅昭 「「世紀の税制改革」?スウェーデン税制の歪みと1991年改革による是正の試み?」
下岡利栄子「中国社会保障改革の現状及び問題点」
高畑友恵 「ロシア金融危機の原因と対策」
田靡稔尚 「韓国経済における財閥」
松川真一 「アジアにおける海外投資の新しい傾向」
山本泰司 「韓国経済危機の原因」


1998年度
土井章子 「台湾のNIES化と中小企業の果たした役割」
鳥越麻琴 「制度的観点からみたイギリスビッグ・バン ?機関化への対応と意義?」
茂成亞矢 「ベトナムの社会主義体制と市場経済化」
中田 豪  「国際協調とバブル問題 ?1980年代後半の日本を中心として?」
濱本真治 「国有企業から見た『中国経済悲観論』」
二見万里子「フランス混合経済の変遷と展望」
美能圭輔 「アメリカ中央銀行創設にみる覇権国家アメリカの誕生」
安田孝博 「中東欧3カ国の体制転換をめぐる諸問題」
山路佐和 「英ブレア政権の政治・経済政策をめぐる論争」
山本雄史 「香港製造業の移転の原因と意義」


1997度年 統一テーマ「移行期経済の諸相と21世紀への展望」
門脇誠  「APEC諸国間協力の発展と摩擦」
川幅あゆみ「旧ユーゴスラヴィア紛争の変遷と国際社会の対応」
難波春恭 「中国経済発展過程における農村の役割」
橋本成司 「EU通貨統合の展望と課題」
林田順平・藤原弘達「ブラジル経済の諸困難と再生への挑戦」
原内敏和 「円圏の政治経済学 アジア経済発展と日本」
牧野健輔 「中国経済開発における地域間格差とその変動」
真鍋芳枝・森澤順子「インド 動き出した巨象」


1996度年 統一テーマ「グローバリゼーションとリージョナリゼーション」
右角知己 「レーガノミクスの功罪」
臼杵潤一 「産業高度化と日本企業」
岡村卓治 「地球環境問題の実態」
金子良一 「アフリカが抱える人口問題」
国富信宏 「国際市場システムと日本市場の特殊性」
桑原潤  「EU創設による日欧関係の変化」
後藤大輔 「WTOの発足とその諸問題」
柴田智憲 「APECの発展と摩擦 ?アメリカとASEANの対立を中心に?」
西村真  「ロシアの市場経済化と国際支援の諸問題」
村瀬里志 「自由貿易体制の現状 ?APECに焦点を当てて?」

以上、所収:『田口ゼミナール卒業論文集 グローバリゼーションとリージョナリゼーション』、田口研究室、1997年3月。

(1993年?1995年、教官の海外渡航により中断)

1991年 統一テーマ「比較経済発展パターン研究」
第1研究グループ 酒井ひかり・金谷雅子・吉岡由紀子「現代韓国経済の成長分析」
第2研究グループ 大山徹・岡田奈央子・北川利恵子・柴田和豊・杉原浩二・藤本大樹「フィリピン経済停滞の構造分析」
第3研究グループ 吉崎紀子・森山一史・坂本朋子・河崎孝治・難波弘樹「ペルー経済の現状と展望」
第4研究グループ 岡本康伸・吉野千穂・植田英幹・小川茂久・片岡史成・横井美代子「ポーランド社会主義経済の変遷」
以上、所収:『田口ゼミ研究報告集 II 比較経済発展パターン研究』、田口研究室、1992年。

1990年 統一テーマ「ヨーロッパにおける政治・経済秩序変革の研究」
第1研究グループ 新見和宏・林田良平・火口博行「両ドイツ統一における問題点とその分析」
第2研究グループ 上田圭一・荻野大・萩野敦士・藤井一由・渡部美保子「EC統合の諸問題」
第3研究グループ 石丸順子・小畑尚央・高取洋介・福居友香理・三谷吉輝「バルト三国の歴史・民族・経済をめぐる諸問題」
第4研究グループ 武知克典・宮脇克典・竹田直樹・廣川良之「東欧諸国における経済改革の現状について」
第5研究グループ 安木勝俊・尾倉哲也・杉本雄介・瀬嶋宏典・中野忠輝・林貴司「北欧の素顔」
以上、所収:『田口ゼミ研究報告集 I ヨーロッパにおける政治・経済秩序変革の研究』、田口研究室、1991年。