最終講義
「地域創生学」の確立を目指して
松畑 熙一
1. 今、なぜ「地域創生学」か
1)「共生・連」をキーワードにした新たなパラダイムの必要性
−「世間・コミュ二ティ」の崩壊へと傾斜する現代に抗して
*「個性重視」という名の「世間崩壊」
*「英語教育」という名の「欧米偏重」
2)「グローカルな力(地域発信力)」を基盤とした「より良き日本人」を目指して
3)本来の「自然」を取り戻す
2. 「地域創生学」とは
1)「地域創生学」確立の必要性
−新たな地域・コミュニティづくりを目指して
2)地域・文化の融合性
−文化とは、日々の地域社会における生活の中での自己と他者と自然との関わり方そのものである。
3)日本歴史・文化の独自性に基づく「歴史観・歴史感覚」を培う
−「伝統的な文化要素」と「外来的な文化要素」との併存・調和
4)日本文化の精神的基盤−精神的バックボーンの確立
5)地域創生学の性格
@知の総合化
A総合学(総合人間実践学)の確立へ
−「地域創生学・瀬戸内学」として
3. 地域創生学の展開
1)「一貫教育プログラム」の開発
2)「岡山遺産」の再発見活動
3)岡山マインドを培う「総合郷土教材の開発」
4)「地域創生研究所」の活動計画