このページは「電子工作工房」のページです.電子工作工房とは,「電子回路を自分で作れるようになりたい」と思っている岡山大学生向けの勉強会です.工房の目標や内容は次の通りです.
(注 2016年現在,電子工作工房は研究室ゼミの一環として行っています.)
- 目標:自分自身で電子回路を作れるようになること
- 内容:
- 電子回路の基礎理論
- 回路シミュレータの使い方
- OPアンプの動作原理
- 各種回路の動作原理を解析してみよう
- センサを使いこなそう
- 基板CADの使い方
- 基板作成機ProtMat S62の使い方,工作機械の使い方
- 製作実習 etc...
以下の設備を使って,自分達で回路やケースの加工をしていきます.
基板作成機 LPKF社 ProtMat S62

自動ツールチェンジャーの付いた優れモノです.最近アップグレードして,基板を裏返したときの自動位置認識 (内蔵カメラによる) や両面基板のスルーホール加工も可能になりました.
ハンダごて:Weller社ディジタルハンダステーション WX 1011G MS

狙ったところに思い通りに熱が伝わる,圧倒的な使いやすさの超高性能ハンダごてです.学生時代からいろいろなハンダごてを使ってきましたが,これに勝る使いやすさのものには出会ったことがありません.
コテ先を3種類用意してあります.用途に応じてすぐに交換可能です.
ボール盤
ミニフライス盤
卓上帯ノコ盤
良い道具を使うと,もの作りの腕は早く・格段に向上します.「弘法筆を選ぶ」です.電子工作工房では,皆さんの上達が早くなるよう,こだわった道具を揃えるようにしています.