伝熱工学研究室とは?

主な研究分野

伝熱制御工学,熱エネルギー貯蔵,輸送工学,数値伝熱学

研究内容

環境に優しい熱エネルギーの有効利用,未利用熱エネルギーの活用や熱機器の高効率化に向けての 基礎・応用研究を行っています. 例えば,物質の相変化現象を利用した蓄熱・蓄冷熱技術や機能性熱流体の開発, 低温に係る諸現象の効率的な利用方法の開発, 有機系収着剤を用いた空調用・冷凍用機器の開発, 省エネルギー機器の開発を様々な実験装置や測定機器およびコンピューターを駆使して解明しています.

現在の研究テーマ

氷水スラリーの管内連続製氷
  1. 流動氷水スラリーの管内輸送特性,管内融解及び採冷熱特性
  2. エリスリトールを用いた直接接触潜熱蓄熱槽の融解・凝固特性
  3. 収着剤を塗布した直交型全熱交換空調ユニットの収脱着特性
  4. 高温潜熱蓄熱材を用いた効率的蓄・放熱方法の開発
  5. 潜熱マイクロカプセル水溶液の蓄熱・採熱及び流動特性
  6. 管内流動ブラインへの流動抵抗低減剤添加による流動抵抗低減
  7. ハニカム状収着剤の収着・脱着促進法の開発
  8. 粉末状収着剤の流動層における収着・脱着特性
  9. 収着剤を用いた調湿システムの開発
  10. FFC水溶液の凍結挙動
  11. 収着式冷凍機における有機系収着剤塗布熱交換器の収・脱着挙動
  12. バイオディーゼル燃料の熱物性値測定
  13. 金属繊維材料の熱的特性の把握
  14. ナノ・マイクロスケールの蓄熱カプセルの合成
  15. 液滴蒸発と堆積物形状に関する研究

問い合わせ先

700-8530 岡山市北区津島中3-1-1
岡山大学工学部機械工学科伝熱研究室