代謝免疫制御学講座では、腫瘍微小環境への代謝介入を通して固形癌退縮を可能にする免疫治療の研究開発を目指しています。従来の知識や固定概念に捉われない自由な発想を通して、がん免疫療法の革新に貢献したいと考えています。(本講座はグリーンコア株式会社様のご支援のもと開設、運営されています)

真の探究心と革新
ー夢を現実にー
ー夢を現実にー
米国コネチカット州のウィリアム・コーリー博士(外科医)がStreptococcus pyogenes(溶血性連鎖球菌)とSerratia marcescens(赤色連鎖球菌)の殺菌後の混合物を用いて、今で言う自然免疫を活性化して腫瘍を退縮させた1893年。今年2025年はあれから132年目にあたります。科学は当時とすれば想像を絶する程に進歩しましたが、がん患者は未だ増え続け、特に進行期のがんに対しては抜本的な治療法が見つかっていません。治療法が無い患者はがん難民とも呼ばれ、その数は増加しています。この現実を見るにつけ、がん研究の歴史は敗北の歴史かと自問したくなります。がんを制圧するという夢を、すぐにでも現実へと引き寄せなければならない時期に来ているのではないでしょうか。何のためのがん研究か、真の探究心と革新を希求する方のご支援をお願い致します。
お知らせ
ニボルマブとメトホルミンの併用療法に関する医師主導治験の論文が掲載されました。
International Journal of Clinical Oncology.
International Journal of Clinical Oncology.
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