<著書・編著>
2024 『人類学者のレンズ 「危機」の時代を読み解く』西日本新聞社、4月29日刊行、208頁
2023 『所有と分配の人類学 エチオピア農村社会から私的所有を問う』ちくま学芸文庫、11月9日刊行、448総頁
2023 『旋回する人類学』講談社、4月刊行、256総頁
2023 『小さき者たちの』ミシマ社、1月刊行、206総頁
2021 『くらしのアナキズム』ミシマ社、9月刊行、238総頁
2021 『働くことの人類学【活字版】』黒鳥社、松村圭一郎+コクヨ野外学習センター編、6月刊行、302総頁
2020 『はみだしの人類学 ともに生きる方法』NHK出版、3月刊行、112総頁
2019 『これからの大学』春秋社、12月刊行、234総頁
2019 『文化人類学の思考法』世界思想社、松村圭一郎・中川理・石井美保編著、4月刊行、224総頁
2017 『うしろめたさの人類学』ミシマ社、10月刊行、192総頁
2011 『ブックガイドシリーズ 基本の30冊 文化人類学』人文書院
2008 『所有と分配の人類学―エチオピア農村社会の土地と富をめぐる力学』世界思想社
<共著書/分担執筆>
2024 「友だちになりたい人にはどう近づく? 「贈与論」マルセル・モース【著】、森山工【訳】」河出書房新社(編)『友だち関係に悩んだときに役立つ本を紹介します。」河出書房新社、121-128(4月30日刊行、168総頁)
2024 「グレーバーの人類学が残したもの」酒井隆史(編)『グレーバー+ウェングロウ『万物の黎明』を読む 人類史と文明の新たなヴィジョン』河出書房新社、125-133頁(4月30日刊行、286総頁)
2024 「野蛮と文明の所有論」公益財団法人日独文化研究所(編)『二十一世紀「文明論」の新機略―縦横に―』現代思潮新社、94-119頁(3月30日刊行、240総頁)
2023 「資本主義で「自治」は可能か? ―店がともに生きる拠点になる」斎藤幸平・松本卓也編『コモンの「自治」論』集英社、49-77頁(8月25日刊行、288総頁)
2023 「負債と労働の関係――グレーバーの『負債論』と『ブルシット・ジョブ』をつなぐもの」佐久間寛編『『負債と信用の人類学――人間経済の現在』以文社、157‐183頁(2023年5月30日刊行、390頁)
2023 「民族と文化」松田素二編『アフリカを学ぶ人のために』世界思想社、18-30頁(2023年4月30日刊行、356総頁)
2023 「「はみだす」ことを学ぶために」『桐光学園大学訪問授業 高校生と考える21世紀の突破口』、37-50頁(2023年3月30日刊行、296総頁)
2023 「コミュニティ」せんだいメディアテーク編『つくる<公共> 50のコンセプト』岩波書店、2月刊行、6-9頁(220総頁)
2022 「つながる先は、開かれている」アノニマ・スタジオ編『ヒトゴトにしない社会へ ほどよくつながれば、もっと生きやすい』アノニマ・スタジオ、40‐44頁(2022年10月10日、128総頁)
2021 「わたしへの喜捨は、神さまに返してもらいなさい」里見喜久夫編『障害をしゃべろう! 『コトノネ』が考えた、障害と福祉のこと 下巻』青土社、95-109頁(2021年10月20日、282総頁)
2021 「あらたな環世界をひらく―そして人類学者は腹を下す」石井美保・岩城卓二・田中祐理子・藤原辰史編『環世界の人文学 生と創造の探究』人文書院、175-191頁。(3月30日発行、478総頁)
2020 「経済は「持ちつ持たれつ」」共同通信社編『心をたもつヒント 76人が語る「コロナ」』共同通信社、156-157頁。(9月20日刊行、175総頁)
2020 「ダンスのように体が覚える」河出書房新社編『わたしの外国語漂流記―未知なる言葉と格闘した25人の物語』河出書房新社、シリーズ14歳の世渡り術、35-40頁。(2月刊行、222総頁)
2019 (中川理・石井美保との共著)「序論:世界を考える道具をつくろう」松村圭一郎・中川理・石井美保編『文化人類学の思考法』世界思想社、1-13頁。
2019 「贈り物と負債―経済・政治・宗教の交わるところ」『文化人類学の思考法』、85-96頁。
2019 「コラム:マルセル・モース 『贈与論』のその先へ」『文化人類学の思考法』、97頁。
2018 「コラム1 政府系・非政府組織とは?―食糧援助体制のなかのNGO―」 宮脇幸生編『国家支配と民衆の力―エチオピアにおける国家・NGO・草の根社会―』大阪府立大学共同出版会、140-143頁。3月刊行
2017 「生業と土地利用の変化」 島田周平・上田元編『世界地誌シリーズ8 アフリカ』朝倉書店、56-63頁。9月刊行
2017 「越境する女性たち―海外出稼ぎが変える家族のかたち」 石原美奈子編『現代エチオピアの女たち―社会変化とジェンダーをめぐる民族誌』明石書店、46-78頁。2月刊行
2014 「民族と文化」 松田素二編『アフリカ社会を学ぶ人のために』世界思想社、18-29頁。
2014 「対立を緩和する社会関係―ジンマ農村のムスリムとキリスト教徒」 石原美奈子編『せめぎあう宗教と国家―エチオピア 神々の相克と共生』風響社、359-386頁。
2011 「所有の近代性―ストラザーンとラトゥール」 春日直樹編『現実批判の人類学―新世代のエスノグラフィへ』世界思想社、54-73頁。
2009 「所有と法―文化人類学的視点から」 角田猛之・石田慎一郎編『グローバル世界の法文化―法学・人類学からのアプローチ』福村出版、247-272頁。
2009 「感情の経済―エチオピア農村社会の富の分配」 織田竜也・深田淳太郎編『経済からの脱出』春風社、111-137頁。
2009 「
エチオピア農村社会における公共圏の形成―市民社会/共同体の二元論をこえて」 児玉由佳編『現代アフリカ農村と公共圏』アジア経済研究所、 29-67頁。
2008 Moral Economy as Emotional Interaction: Food Sharing and Reciprocity
in Highland Ethiopia. I. M. Kimambo, G. Hyden, S. Maghimbi and K. Sugimura
(eds.),
Contemporary Perspectives on African Moral Economy. Dar es Salaam University Press, pp. 139-152.
2008 「『わたしのもの』は誰のもの?―エチオピア農村社会の『所有』をめぐるフィールドワーク」 李仁子・金谷美和・佐藤知久(編)『はじまりとしてのフィールドワーク―自分がひらく、世界がかわる』昭和堂、197-216頁。
2007 「
エチオピア高地世界の流動する民族間関係:コーヒー栽培の拡大をめぐって」 池谷和信・佐藤廉也・武内進一(編 )『朝倉世界地理講座 第11巻 アフリカI』朝倉書店、381-394頁。
2005 「社会空間としての『コーヒーの森』:ゴンマ地方における植林地の拡大過程から」 福井勝義(編)『社会化される生態資源― エチオピア 絶え間なき再生』京都大学学術出版会、219-255頁。
<論文>
2024 「野蛮と文明の所有論」『文明と哲学』16(日独文化研究所2024年報第16号)、225—240頁。
2021 「国家と不平等:野蛮と文明の人類学」『思想』1165号(2021年第5号)、7-23頁。
2021 「欠如としての映像、過剰としての言葉―人類学における映像表現を考える―」『人文学報』No.517-2(社会人類学分野14)、1-9頁。(2021年3月刊行)
2020 「不平等の起源―互酬性と所有の進化論」『思想』1150号(2020年第2号)、25-45頁。
2018 Women Crossing Borders: Experiences of Female Migrant Workers and
their Changing Family Relations in Rural Ethiopia.
Sophia Journal of Asian, African, and the Middle Eastern Studies, 36:23-46.
2018 「分配とヒエラルキー : 平等/不平等をつくりだすもの」『思想』1134号(2018年第10号)、5-22頁。
2017 「分配と負債のモラリティ:アフリカの名もなき思想の現代性」『思想』1120号(2017年第8号)、39-59頁。
2015 「国家と市場の人類学に向けて:経済人類学を再政治化するための試論」『社会人類学年報』41巻、25-47頁。
2013 「東アフリカの食糧問題―エチオピアとソマリアにおける「危機」の構図」『農業と経済』2013年4月臨時増刊号(食のシステム・クライシス―物価高騰は何をもたらすのか)、第79巻3号、157-162頁。
2012 「負債とモラリティ―デヴィッド・グレーバーの負債論」『現代思想』2012年2月号(特集:債務危機―破産する国家―)、40巻2号、218-231頁。
2011 「飢餓と森林回復―エチオピア北部の食糧援助にみる「環境」のジレンマ―」『文化人類学研究』12巻、16-33頁。
2010 Dynamics of Possession and Distribution: A Case Study of Rural Ethiopia.
Japanese Review of Cultural Anthropology 11: 125-143.
2009 「
<関係>を可視化する―エチオピア農村社会における共同性のリアリティ―」『文化人類学』、73巻4号、510-534頁。
2009 Turning Wealth into Cash or Gift? : Negotiating Morality in Highland
Ethiopia. K. Sugimura (ed.),
Comparative Perspectives on Moral Economy: Africa and Southeast Africa. Proceedings on 3rd International Conference on Moral Economy of Africa. Fukui Prefectural University, pp. 181-186.
2007 「
所有と分配の力学:エチオピア西南部・農村社会の事例から」『文化人類学』、72巻2号、141-164頁。
2007 「
市場経済とモラル・エコノミー:『売却』と『分配』をめぐる相互行為の動態論」『アフリカ研究』、70号、63-76頁。
2006 Moral Economy as Emotional Interaction: Food Sharing and Reciprocity
in Highland Ethiopia.
African Studies Quarterly 9, no.1 & 2: 9-22. [online] URL:
http://asq.africa.ufl.edu/matsumura_fall06/
2006
Inter-Ethnic Relationships in a Coffee-Growing Community: A Case Study
of Gomma warada, Southwestern Ethiopia. In Siegbert Uhlig (ed.),
Proceedings of the XVth International Conference of Ethiopian Studies. Harrassowitz Verlag, pp.142-149.
2006 「
土地の『利用』が『所有』をつくる:エチオピア西南部・農村社会における資源利用と土地所有」『アフリカ研究』、68号、1-23頁。
2003 From“Commons” to “Property Relations”: Distribution of Resources in
the Yaeyama Islands and Southwestern Ethiopia.
Doshisha University World Wide Business Review 5(1): 167-173.
2003
Changes beyond the State Institution: Socialist Policies and Land Tenure
in a Coffee-Growing Village, Southwestern Ethiopia.
Nilo-Ethiopian Studies 8-9: 13-34.
2002 「
社会主義政策と農民-土地関係をめぐる歴史過程:エチオピア西南部・コーヒー栽培農村の事例から」『アフリカ研究』、61号、1-20頁。
2000 「資源をめぐる人間系と自然系との統合的分析―人類学におけるGISをもちいた資源研究の可能性―」『全国測量技術大会2000学生フォーラム発表論文集』(社団法人日本測量協会)、67-70頁。
2000 「共同放牧をめぐる資源利用と土地所有―沖縄県・黒島の組合牧場の事例から」『エコソフィア』、6号、100‐119頁。
<学位論文>
2005 「土地所有と富の分配をめぐる人類学的研究―エチオピア西南部・コーヒー栽培農村の事例から」、博士論文(京都大学大学院人間・環境学研究科)
2002 「土地をめぐる中央と地方の相克―エチオピア西南部・コーヒー栽培農村における土地所有の歴史から」、修士論文(京都大学大学院人間・環境学研究科)
<報告書等>
2022 「オープニングセッション:「越境」から生まれる、みんなで作る社会」『市民の参加と協働を進める多様なコーディネーション実践研究集会2022』NPO日本ボランティアコーディネーター協会、4-11頁。(2022年3月31日発行)
2017 「政府系・非政府組織とは?:エチオピアの食料援助体制のなかのNGO」 宮脇幸生編『NGOとアフリカの市民社会』(基盤B(海外学術調査)「NGO活動の作りだす流動的社会空間についての人類学的研究―エチオピアを事例として」報告書)、86-88頁。
2016 「少子化・高齢化という問い―日生諸島にみる島の生き方」『日生諸島:フィールドワーク報告書2013~2015年度』 (岡山大学文学部)、150-155頁。
2011 "Social Institutions and Resilience for Food Shortage Risk: Food
Relief Activities in Southern Province, Zambia," In Chieko Umetu (ed.),
Vulnerability and Resilience of Social-Ecological Systems. FY2010 Project Report. Research Institute for Humanity and Nature.
2010 "NGOs’ Activities and Food Security Programmes in Sinazongwe,
Zambia," In Chieko Umetu (ed.),
Vulnerability and Resilience of Social-Ecological Systems. FY2009 FR3 Project Report. Research Institute for Humanity and Nature.
2009 「ザンビアにおける食糧安全保障と生存基盤」 Kyoto Working Papers on Area Studies No.47 (G-COE
Series 45) (生存を支える地域/社会シリーズ1)。
2009 "Constructing the Food Security Institution: The Early Warning
System and Disaster Management Policy in Zambia," In Chieko Umetu
(ed.),
Vulnerability and Resilience of Social-Ecological Systems(社会・生態システムの脆弱性とレジリアンス).
FY2008 FR2 Project Report. Research Institute for Humanity and Nature.
2008 「現代アフリカ農村におけるアソシエーションの複合性―市民社会/共同体の二元論を超えて―」 児玉由佳(編)『アフリカ農村の住民組織と「市民社会」』(アジア経済研究所)、41-59頁。
2007 「エチオピアにおけるアーカイブ資料を用いた歴史人類学的研究の可能性―ウォルデ=マスカル資料館の旧内務省資料について」 福井勝義(編)
『抵抗と紛争の史的アプローチ―エチオピア 国民国家の形成過程における集団の生存戦略―』(京都大学大学院人間・環境学研究科/中西印刷)、97-119頁。
2003 "The historical change of land tenure and the ethnic relationships
in a coffee growing area: rethinking the center-periphery concept,"
In K. Fukui (ed.),
Comparative Studies on Indigenous Knowledge System in South Ethiopian Societies:
A Review of Japanese research projects 1997-2003, 34-36.
1998 「共有資源の成立-黒島・東筋組合牧場にみる共同放牧場の形成過程」 福井勝義(編)『放牧における共有資源の伝統的管理と現代的適応』(平成8‐9年度科学研究費補助金(基盤研究C)研究成果報告書)
1998年3月、1‐15頁。
1998 「文化の継承と創造:笠浦の明治以降の歴史をたどりながら」 京都大学総合人間学部文化人類学研究室『文化人類学調査実習報告書1:漁業と伝統文化の変容 島根半島笠浦』、66‐92頁。
<書評・エッセー・翻訳・連載など>
2024 「書評 石灘早紀著『運び屋として生きる』」北日本新聞2024年6月1日ほか
2024 「書評 ヤン・ルカセン著『仕事と人間(上・下)』」日本経済新聞2024年5月11日
2024 「書評 河崎秋子著『ともぐい』」東奥日報2024年1月13日ほか
2023 「エッセイ 他者を通して想像力を豊かにする」『季刊 理想』通巻150号(2023年冬号), pp.13-14.(12月25日発行)
2023 「人間であることが困難な世界で」『世界』no.977(2024年1月号), pp.156-159(2023年12月8日発行)
2023 「働くこと、休むこと」『學鐙』Vol.120, No.4(2023年冬号), pp.9-12.(2023年12月5日発行)
2023 「○○してみました世界のフィールド フィールドワークの「道具」としてのビデオカメラ」『月刊 みんぱく』47巻12号, pp.14-15.(2023年12月1日発行)
2023 「海をこえて」『群像』第78巻7号(2022年7月号)から連載中
2022 「連載 ひと・まち・くらし」朝日新聞岡山地方版、2022年10月から2024年3月まで全15回連載
2022 「書評 高野秀行著『語学の天才まで1億光年』」東京新聞/中日新聞(2022年10月29日)
2022 「政と祭りごと」『潮』764号(2022年10月号)、27‐28頁。
2022 「オンライン授業がひらいた扉/あらたな知の拠点をつくる 人類学者の視点から」『月刊 先端教育』Vol.34(2022年8月号)~Vol.39(2023年1月号)まで全6回連載
2022 「書評 三砂ちづる著『セルタンとリトラル ブラジルの10年』」、東京新聞/中日新聞(2022年7月16日)
2022 「解説 ふつうの日常がもつ普遍性」塚本学著『生きることの近世史』平凡社ライブラリー、319‐326頁(328総頁)(2022年6月10日発行)
2022 「書評 岡田憲治著『政治学者、PTA会長になる』」、北日本新聞(2022年5月7日)ほか
2022 「ウクライナ侵攻と人類学的思考」、東京新聞(2022年4月6日夕刊)
2022 「まだ知らない自分に出会う」『精選 現代の国語』東京書籍、6-11頁。
2022 「ほんとにアナキズムは可能なのか?」『文學界』第76巻第4号(2022年4月号)、28-31頁。(2022年4月1日)
2022 「第1回 バーチャルとリアル/越境的ダイバーシティ論」『英語教育』vol.71. no.1(2022年4月号)、6頁(2022年4月1日)~Vol.71
no.4(2022年7月号)まで全4回連載。
2022 「book review 自分にとって本当に大切なものとは マーク・ボイル著『ぼくはテクノロジーを使わずに生きることにした』」Scripta
no.62(winter 2022)、紀伊國屋書店、50-51頁。(2022年1月1日)
2021 「アフリカ研究の現場から アフリカ農村からアフリカの外に広がる研究へ」『AFRICA』アフリカ協会、Vol.61-2(2021年夏号),
22-25頁。(2021年6月30日)
2021 「市場から自由と平等を考える~はじめてのアナキズム3」『ちゃぶ台7』ミシマ社、145-163頁。(2021年5月31日)
2021 「書評 外来文化を飼いならす作法 島村一平著『ヒップホップ・モンゴリア』」日本経済新聞(2021年4月24日)
2021 「文献紹介 藤原辰史著『縁食論―孤食と共食のあいだ』」『Vesta』No.122,Spring 2021, 78-79頁。(2021年5月1日発行)
2021 「本Book 「汚いものにはフタ」で見えなくなった近代化の闇 湯澤規子著『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか』(ちくま新書)」『季刊 地域』No.45,Spring
2021, 138頁。(2021年5月1日発行)
2021 「さまざまな差異に囲まれた世界で」『花椿』No.828, Spring Summer Issue 2021, 19頁。(2021年4月15日発行)
2021 「旋回する人類学」『群像』76巻3号(2021年3月号)~77巻10号(2022年10月号)まで全20回連載
2021 「<ぶんかのミカタ>アナキズム再考(上)」毎日新聞(2021年1月16日)
2020 「今年の収穫 人文科学:現代の闇をあぶりだす」神戸新聞、下野新聞(2020年12月20日)ほか
2020 「国家なき社会のリーダー考~はじめてのアナキズム2」『ちゃぶ台』Vol6. 175-186頁(2020年11月20日刊行)
2020 「解題」「D.グレーバー「根本的他性、あるいは「現実」について」『思想』no.1158、7-8頁(2020年第10号、10月5日発行)
2020 「「宛先」のある経済を再想像する」『調査月報』No.145、2-3頁。(2020年10月号、10月5日刊行)
2020 「人類にとって文字とは何か?」『正筆』第89巻・1053号、23-26頁。(2020年9月号)
2020 「論壇No.83 オンライン授業がひらく「これからの大学」」全大協新聞第374号3面、2020年8月10日
2020 「一日一題」山陽新聞夕刊、8月~9月週1回、計7回連載
2020 「論点 国家とアナキズム」『群像』75巻8号(2020年8月号)、306-311頁(2020年8月1日発行)
2020 「考「新型コロナ」の社会 危機が増やす選択肢」熊本日日新聞(2020年5月8日)
2020 「書評 ジェームズ・スコット著『反穀物の人類史―国家誕生のディープヒストリー』」日本経済新聞(2020年2月15日)
2020 「連載 人類学者のレンズ」西日本新聞2020年4月~2022年12月まで月1回連載
2020 「SEKAI Review of Books: 胞子が語る資本主義 アナ・チン著『マツタケ』」『世界』930号(2020年3月号)、262-264頁。
2020 「Cinema2019 『盆唄』 監督:中江裕司」『群像』72巻2号(2020年2月号)、187頁。
2019 「はじめてのアナキズム」『ちゃぶ台』Vol.5(ミシマ社)、50-71頁。(2019/10)
2019 「昨日読んだ文庫 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『なにかが首のまわりに』(くぼたのぞみ訳・河出文庫)」、毎日新聞(2019年9月22日)
2019 「書評 岸上伸啓編『贈与論再考―人間はなぜ他者に与えるのか』」『文化人類学』83(4):678-680.(2019/03)
2019 「書評 ウィリアム・ピーツ『フェティッシュとは何か』」『図書新聞』3386号(2019/2/9)
2019 「この3冊:アフリカ」毎日新聞(2019/1/20)、9面。
2019 「視線のコミュニケーション:互酬性概念の再考に向けて」『日本人類学会進化人類学分科会ニューズレター』(2019/01)、15-16頁。
2018 「本の森:アチェべ著『崩れゆく絆』 アフリカの矛盾と葛藤」北國新聞(2018年12月8日)、神戸新聞(2018年12月9日)、中国新聞(2018年12月19日)ほか。
2018 「人間の経済 商業の経済」『ちゃぶ台』Vol.4(ミシマ社)、162-167頁。(2018/10)
2018 「
明治150年の節目に考えるべきこと」『図書』2018年臨時増刊号(岩波新書創刊80年記念 はじめての新書)、37頁。(2018/10)
2018 「まだ知らない自分に出会う」『ニューサポート高校 国語』Vol.30(東京書籍)、12-13頁。(2018/10)
2018 「「アフリカ」が私たちに問いかけるもの」『図書』2018年7月号(岩波書店)、8-11頁。
2018 「書評 石井美保著『環世界の人類学--南インドにおける野生・近代・神霊祭祀』」『コンタクトゾーン』(京都大学人文科学研究所)10:336-342.(2018/06)
2018 「
「遠い」人びとの営みが、いまを生きる私に直結する」「私の好きな中公新書3冊」Web中公新書(2018/04/16)。
2018 「〔エセー〕暮らしに政治をとりもどすために」『文學界』72巻第4号(2018年4月号)(文藝春秋)、188-189頁。
2018 「〔ことばの庭〕タチャウト!:コンヴィヴィアリティのための技法」『早稲田文学』1027号(2018年春号)(早稲田文学会)、336-338頁。
2018 「〔essay〕エチオピアから日本をみて 気づかされること」『月刊よろず』第5号(2018年2月号)(よろず相研株式会社)、30‐33頁。
2018 「連載 松村圭一郎のフィールド手帳」朝日新聞2018年2月~8月、計29回連載。
2017 「〔my book, my story 私の本の話〕「危機」 ともに生き抜くヒント」東京新聞(2017年11月20日)、14面。
2017 「巻頭特別寄稿 人間にもどるために―『うしろめたさの人類学』刊行に寄せて」『季刊 みんなのミシマガジン』2017年夏号(ミシマ社)、1-8頁。
2014 翻訳:ロバート・ベラー著「グローバルな市民社会と市民宗教の可能性」、ロバート・ベラーほか編『宗教とグローバル市民 社会―ロバート・ベラーとの対話』(岩波書店)。
2013 「書評 中田英樹(著)『トウモロコシの先住民とコーヒーの国民:人類学が書きえなかった「未開」社会』(有志社)」『図書新聞』3108号、10面。
2012 「交換/交易 exchange/ trade」 東長靖・石坂晋哉編 『持続型生存基盤論ハンドブック』(京都大学学術出版会)、276-277頁。
2012 「13ヵ月太陽の国―エチオピアの暦」 『月刊みんぱく』 10月号(36巻・10号)、特集「数を操る、数に操られる」、7頁。
2012 「書評 神奈川大学日本常民文化研究所論集『歴史と民俗28』 特集:騙り―不幸なる芸術」『神奈川大学評論』72号、148-149頁。
2012 「〔Book Review:アジ研的本棚〕栗田和明著『アジアで出会ったアフリカ人:タンザニア人交易人の移動とコミュニティ』」『なじまぁ』2号、20頁。
2010 「〔本棚〕阿部珠理著『ともいきの思想』」『立教』215号、73頁。
2007 「コーヒー道」 岡倉登志編著 『エチオピアを知るための50章』 明石書店、43-46頁。
2007 「〔世界の街並み〕アディスアベバ―変貌する街並みのかげで」 『人環フォーラム』 21号、54-55頁。
2006 「〔フィールド便り〕富の所有と分配のインタラクション」 『人環フォーラム』 18号、62-63頁。
2005 「〔新刊紹介〕菅原和孝(著)『感情の猿=人』(弘文堂)」 『JANESニュースレター』(日本ナイル・エチオピア学会) 13号、35頁。
2005 「〔新刊紹介〕太田好信/浜本満(編)『メイキング文化人類学』(世界思想社)」 『文化人類学』 70巻 3号、438-439頁。
2005 「〔書評〕杉村和彦(著)『アフリカ農民の経済-組織原理の地域比較(世界思想社)」 『アフリカ研究』 67号、121-123頁。
2004 「〔表紙写真ノート〕蜂の巣箱に香りをつける-エチオピア西南部・ゴンマ地方ー」 『JANESニュースレター』(日本ナイル・エチオピア学会)
12号、25頁。
2004 「『モラル』を支えるものは何か?:エチオピア農村社会における富の贈与と分配」 『生態人類学会ニュースレター』 10号、8-9頁。
2004 「〔新刊紹介〕高根務(編)『アフリカとアジアの農村物流通』(アジア経済研究所)」 『JANESニュースレター』(日本ナイル・エチオピア学会)
12号、46頁。
2002 「〔新刊紹介〕高根務(編)『アフリカの政治経済変動と農村社会』(アジア経済研究所)」 『JANESニュースレター』(日本ナイル・エチオピア学会)
11号、40頁。
<学会・研究会等の研究発表・講演>
2023 「特別講演 なぜ「くらし」のアナキズムを考えるのか?」、日本精神障害者リハビリテーション学会第30回岡山大会、2023年12月2日(倉敷芸文館)、オンライン報告
2023 「資本主義と家族 エチオピア人女性の海外出稼ぎにみる家事労働の接合」国立民族学博物館共同研究会「グローバル資本主義における多用な論理の接合」第2回研究会、2023年6月25日、オンライン報告
2022 「野蛮と文明の所有論」日独文化研究所第30回公開シンポジウム、2022年10月10日、京都大学
2022 「「開発」とは何か? エチオピアの経験から」、MPJ Youthシンポジウム「アフリカを問う。〜TICAD8を前に考える「開発」とは何か?」、2022年8月17日、JICA地球ひろば国際会議場
2022 「「地域研究」に抗する人類学 ホームとフィールドの往復から」国立民族学博物館共同研究会「海外フィールド経験のフィードバックによる新たな人類学的日本文化研究の試み」、オンライン開催。(2022年3月11日)
2022 「人類学者のアナキズム論~グレーバーの「想像の全体性」を中心に ~」京都人類学研究会1月季節例会、京都大学。(2022年1月22日)
2021 「負債と労働の関係について:D.グレーバーの『負債論』と『ブルシット・ジョブ』をつなぐもの』日本文化人類学会公開シンポジウム「人類学からみる現代世界の信用と負債:「人間の経済」に向けて」、オンライン開催。(2021年11月6日)
2021 「オンライントーク 人類学と映像表現について」前橋映像祭2021。(2021年10月23日)
2021 「アンバルとアブド~家族のゆくえ」前橋映像祭2021、オンライン開催。(2021年10月23日)
2021 「招待講演 「わたし」をとおして世界を探究する」第72回関西社会学会大会、オンライン開催。(2021年6月5日)
2021 「コメント 分科会:ネオリベラリズムの人類学」日本文化人類学会第55回研究大会、オンライン開催(2021年5月30日)
2021 「合評会コメント:藤野裕子著『民衆暴力―一揆・暴動・虐殺の日本近代』、京大人文研共同研究会「環境問題の社会史的研究」班、オンライン開催。(2021年4月3日)
2021 「アッバ・オリの一日」東京ドキュメンタリー映画祭2020 in 大阪、特集:映像の民族誌、大阪シアターセブン。(2021年3月22日)
2021 「市場の自由とモラリティ:利己と対立する利他ではなく」利他研究会、東京工業大学未来の人類研究センター、オンライン開催。(2021年2月12日)
2020 「アンバルとアブド~家族のゆくえ」Back and Forth Collective 「Feminists in Collective
Practice-実践を共にする-」、トーキョーアーツアンドスペース本郷。(2020年12月20日)
2020 「アッバ・オリの一日」東京ドキュメンタリー映画祭2020、特集:映像の民族誌、新宿K's Cinema。(2020年12月11日)
2020 「コメント ヒトを見るようにサルを見る」AA研・FSコロキアム・社会性科研共催研究会、オンライン開催。(2020年9月5日)
2020 「コメント 分科会:『 倫理的転回 』 が切り開く視界、およびその危うさと は―道徳 /倫理の人類学の興隆を考察する-」、日本文化人類学会第54回研究大会、オンライン開催。(2020年5月30日)
2020 「縮小社会の「地方」における大学と地域」、国際日本文化研究センター「縮小社会の文化創造:個・ネットワーク・資本・制度の観点から」第4回研究会、国際日本文化研究センター。(2020年3月10日)
2019 「還世界を渡り歩く~そして人類学者は腹を下す」京大人文研「生と創造の探求」班研究会、京都大学。(2019年11月18日)
2019 「ウバンチ~名前を変える、人生を変える(特別編)」前橋映像祭2019、前橋シネマハウス。(2019年11月2日)
2019 Special Lecutre: Thinking through the ethnographic films: The migrant
women's experiences in rural Ethiopia and the Gulf countries,” University
of Strasbourg. 2019年3月6日
2018 Women Crossing Borders: A Case Study of Ethiopian Female Migrant Workers.
In Fifth International Symposium on Transnational Migration and Qiaoxiang
Studies, Wuyi University, Jiangmen, China, 7-11 Dec.(2018年12月9日)
2018 「マッガビット~雨を待つ季節~」東京ドキュメンタリー映画祭2018・短編コンペティション部門、新宿K’s cinema。(2018年12月4日)
2018 「アフリカの「分配のモラリティ」を語るということ」、京都人類学研究会4月例会、京都大学。(2018年4月27日)
2017 「ウバンチ~名前を変える、人生を変える」前橋映像祭2017、旧安田銀行担保倉庫。(2017年11月26日)
2017 「合評会コメント:石井美保『環世界の人類学――南インドにおける野生・近代・神霊祭祀』」、京大人文研共同研究「生と創造の探究―環世界の人文学」、京都大学人文科学研究所。(2017年10月2日)
2017 「エチオピア農村社会の労働とエコノミー:「なりわい」の環世界的理解に向けて」、京大人文研共同研究「環世界の人文学」1月例会、京都大学人文科学研究所。(2017年1月23日)
2016 Megabit: Waiting for a rain (28min., 2016), presented at a film session
"Visualizing futures: audiovisual practices for a contemporary anthropology."
In 14th EASA (European Association of Social Anthropology) Biennial Conference,
University of Milano-Bicocca, Italy, 20-23 July. (2016年7月21日)
2016 Food aid, land grab and food export: Rethinking the Globalized World,
presented at a panel "Aid and investment: anthropological engagement
in market and non-market globalization on the peripheries of East Africa".
In IUAES Inter Congress 2016, Hotel Palace Dubrovnik, Croatia, 4-9 May.
(2016年5月4日)
2014 Ethnographic Study of Market and Non-Market Globalization in Rural
Ethiopia, presented at a poster session of Japanese-German Frontiers of
Science Symposium, Hotel Innside Melia Bremen, Germany. (2014年10月31日)
2014 「所有と法/市場―エチオピア農村社会から考える人類学的所有論 」、第6回経済制度の学際的ワークショップ研究会、武蔵大学。(2014年9月27日)
2014 「国家と市場の人類学に向けて―食糧援助研究序説」、第835回東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会、首都大学東京。(2014年7月25日)
2013 What makes a development project successful? : “Good practices” for
environmental improvement in Northern Ethiopia, presented at a panel: Environmental
Infrastructures: Linking Incommensurables through Socio-Material Practices.
In the 112th Annual Meeting of American Anthropologist Association (AAA),
Chicago.(2013年11月24日)
2013 Hunger and Reforestation: Environmental Dilemma of the Food Aid Project
in Northern Ethiopia. In the 17th World Congress of the International Union
of Anthropological and Ethnological Sciences (IUAES), Manchester University.
(2013年8月7日)
2013 「<市場経済化>とは何か?―エチオピア農村社会労働・土地・貨幣をめぐる人類学的考察」、熊本学園大学。(2013年1月21日)
2011 「食糧援助にみる『分配』の論理―ザンビア,エチオピア,アメリカ/国際社会」、第75回現代人類学研究会、東京大学。(2011年1月30日)
2011 「飢餓と森林回復―エチオピア北部における環境のジレンマ」、早稲田文化人類学会シンポジウム「望ましい環境とは何か」、早稲田大学。(2011年1月22日)
2010 「『民族』をこえた公共性-エチオピア農村社会の事例から」/セッション2「アフリカの公共を考える」、アフリカ学会関東支部2010度研究集会「『アフリカの年』から半世紀―過去・現在・未来」
、法政大学。(2010年12月11日)
2010 「法/制度/文化の再検討:エチオピア農村社会の事例をもとに」、法文化研究会、関西大学東京センター。(2010年7月30日)
2010 「エチオピアの「飢饉」と食糧援助の人類学:贈与/援助をめぐる自立/依存のポリティクス」、越境する歴史学研究会、東京大学農学部。(2010年4月29日)
2010 「エチオピアの食糧援助の制度と実情:アムハラ州・ブグナワラダでの予備調査報告」、エチオピア農業勉強会、在エチオピアJICA事務所。(2010年3月5日)
2009 Food Security Institution in Zambia:A Case Study of Food Aid in Sinazongwe
District, 2005-2008. At the Second Lusaka workshop on Vulnerability and
Resilience of Social-Ecological Systems, "Towards Resilience of Rural
Households in Drought-Prone Areas." At Mika Lodge, Lusaka, Zambia. (2009年8月28日)
2009 「分配をうながす<おそれ>の力:感情/共感の進化論」、日本人類学会進化人類学分科会第22回シンポジウム「「人間の経済」から「ヒトの経済」へ―モノをめぐる場・感情・関係―」、京都大学。(2009年7月12日)
2009 「ザンビアにおける食糧安全保障体制:南部州の食糧援助の事例から」、日本アフリカ学会第46回学術大会、東京農業大学。(2009年5月24
日)
2008 「生存を支える地域/社会の再編成-ザンビア南部州における食糧援助の事例から」、GCOEプログラム「生存基盤持続型発展を目指す地域研究拠点」イニシアティブ4研究会、京都大学。(2008年11月14日)
2008 「「土地制度」とは何か?―エチオピア農村社会の土地所有論」、土地制度研究会、アジア経済研究所。(2008年10月24日)
2008 「人類学におけるGISの応用―土地利用図の作成」、GIS講習会、南山大学。(2008年7月19日)
2008 「分科会趣旨説明:<経済>の生態人類学―「アカウンタブルな社会」のための想像力」、日本文化人類学会第42回研究大会、京都大学。(2008年5月31日)
2008 「多民族社会の「文化」の流用と混淆―エチオピア農村部における「共同性」の創出過程」、第13回「文化の所有と拡散」研究会、国際日本文化研究センター。(2008年5月17日)
2008 「市場経済化と空間/集合性の再配置:エチオピア農村社会の行為をみちびくモノ・人・場の歴史過程」、第5回「次世代の地域研究」研究会 ('New
Voice from Area Studies')、京都大学東南アジア研究所。(2008年2月16日)
2008 「アフリカ社会主義とは何だったのか?―エチオピアにおける土地制度の転換と農村社会の土地利用実践」、科研研究会「植民地化以後の土地及び環境利用の変化―その現状への影響アセスメント手法構築」(代表:渡辺公三)、立命館大学。(2008年2月12日)
2007 「多民族農村社会において いかに「共同性」は構築されるのか?―エチオピア西南部・コーヒー栽培農村の事例から」、「アフリカ農村における住民組織と市民社会」研究会(アジア経済研究所)、上智大学。(2007年11月11日)
2007 Socio-political factors of food crisis: Preliminary research on early
warning indicators for drought. At the First Lusaka workshop of Vulnerability
and Resilience of Social-Ecological Systems, Juls Guest House, Lusaka,
Zambia. (2007年9月3日)
2006 Negotiating the Value of Things: Gifts and Commodities in Rural Ethiopia.
At the Satellite Workshop1: Whose Creative Energy? Action and Reflection
in the Construction of Value. International Symposium: Crossing Disciplinary
Boundaries and Re-visioning Area Studies: Perspectives from Asia and Africa,
Kyoto University. (2006年11月9日)
2006 Turning Wealth into Cash or Gift? Negotiating Morality in Highland
Ethiopia. At the 3rd International Conference on Moral Economy of Africa,
"Comparative Perspectives on Moral Economy: Africa and Southeast Asia",
Fukui.(2006年10月8日)
2005 「"商品経済=私的所有"という神話―貨幣と商品をめぐる所有論」、京都人類学研究会、京都大学。(2005年11月21日)
2005 Moral Economy as an Emotional Interaction: Food Sharing in a Coffee-Growing
Village, Southwestern Ethiopia. International Workshop of Contemporary
Perspectives on African Moral Economy, University of Dal es Salaam. (2005年8月19日)
2005 「コーヒーの国際価格変動への農村社会の対応―エチオピアにおける1990年代の経済自由化と『コーヒー危機』―」、レジリアンス研究会、総合地球環境学研究所。(2005年7月21日)
2005 「富の所有と分配をめぐる力学-エチオピア農村社会の土地所有と食物分配-」所有と分配に関する学際的共同研究・研究会、京大会館。(2005年6月3日)
2005 「エチオピアの農村社会における結婚と離婚-ジンマ地方のムスリム・オロモの事例から-」、日本ナイル・エチオピア学会第14回学術大会、千曲市創造館。(2005年4月17日)
2005 「土地所有というプロセス:エチオピア西南部・コーヒー栽培農村の事例から」、科研研究会「東アフリカ諸国のコーヒー産地をめぐる地域経済圏に関する実証的研究」(代表:池野旬)、アジア・経済研究所。(2005年3月13日)
2005 「『モラル』を支えるものは何か?:エチオピア農村社会における富の贈与と分配」、モラル・エコノミー研究会、京大会館。(2005年1月30日)
2004 「『モラル』を支えるものは何か?:エチオピア農村社会における富の贈与と分配」、生態人類学会・第9回研究大会、いこいの村びわこ。(2004年3月20日)
2003 Inter-ethnic Relationships in a Coffee-Growing Community: A Case Study
of Gomma warada, Southwestern Ethiopia’. The 15th International Conference
of Ethiopian Studies, Hamburg University, Germany. (2003年7月21日)
2003 「自分で耕さない農民:エチオピア西南部・コーヒー栽培農村における分益小作制」、日本アフリカ学会・第40回学術大会、島根大学。(2003年5月31日)
2003 「市場経済のなかの贈与と商品:エチオピア西南部・コーヒー栽培農村の事例から」、日本民族学会・第37回研究大会、京都文教大学。(2003年5月24日)
2003 「政権交代と民族間関係の変遷:エチオピア西南部・コーヒー栽培農村の事例から」、日本ナイル・エチオピア学会・第12回学術大会、伊野簡易保険保養センター。(2003年4月20日)
2003 From“Commons” to“Property Relations”: Distribution of Resources in
the Yaeyama Islands and Southwestern Ethiopia. International Seminar, Common-pool
Resources in Japan and Worldwide from the Historical and Contemporary Perspectives,同志社大学. (2003年3月12日)
2002 「浸透しあう<共有>と<私有>―エチオピア西南部・コーヒー栽培農村の放牧地と畑の所有関係の事例から―」、第1回コモンズ研究会研究発表大会、京都大学。(2002年8月3日)
2002 「土地の所有と利用の重層的関係:エチオピア西南部・コーヒー栽培農村の事例から」、日本アフリカ学会・第39回学術大会、東北大学。(2002年5月26日)
2002 「エチオピア西南部・コーヒー栽培農村における土地所有の歴史」、日本ナイル・エチオピア学会・第11回学術大会、岩手県前沢町牛の博物館。(2002年4月21日)
2000 「牧のコモンズ:共同放牧をめぐる資源利用と土地所有―沖縄県・黒島の組合牧場の事例から」、日本民族学会近畿地区研究懇談会、京都大学。(2000年7月15日)
2000 「資源をめぐる人間系と自然系との統合的分析-人類学におけるGISをもちいた資源研究の可能性」、全国測量技術大会2000・学生フォーラム、東京ビッグサイト。(2000年6月28日)
<インタビュー・対談・イベント記事>
・「境界から プロローグ 世界とつながる私たち」京都新聞2024年1月4日夕刊ほか
・「イマジン~インタビュー編 国家から逃れるには」毎日新聞2023年6月30日東京夕刊
・「おかやま人 文化人類学者 松村圭一郎さん」『さりお』2023年3月10日号
・「この人に No.349 松村圭一郎さん」『ウォロ』No.544(2022年8・9月号)、24‐25頁。
・「
ふつう・おかしいを決めているのは、目に見えない「フレーム」 日常の「あたりまえ」を問い直すための、人類学の視点」Logmi Biz(2022年8月25日)
・「聞く語る 自分たちの手で身の回りの社会をよりよくできる」北海道新聞2022年5月20日朝刊6面。
・「啓蒙ではない 「対話」が生む民主主義 中林美恵子×松村圭一郎」『Tattva』5号(2022年4月号)、72-79頁。
・「人類は「欲望の拡張」から脱出できるか 松村圭一郎・佐藤究対談」『Voice』533号(2022年5月号)、102-109頁(2022年4月6日)
・「
鼎談 栗原康×松村圭一郎×森元斎 アナキズム会議」『文學界』第76巻第4号(2022年4月号)、10-23頁(2022年4月1日)
・「文化人類学への招待」『岡山大学広報 いちょう並木』Vol.99(2022年3月)、1‐4頁。
・「編集室Interview 社会を豊かにする「共同性」」金光新聞2022年3月23日、2‐3面。
・「「継承」と「革新」の間で――文化人類学者が見た、聞いた、読んだ、伝統の話」Quick Japan Vol.159.100-101頁(2022年3月12日)
・「贈りもののの人類学 人類にとって「贈りもの」とは何なのか?」『ダヴィンチ』第29巻3号(通巻335:2022年3月号)、157頁。(2022年3月6日)
・「
私たちは容易にはわかり合えない」Work and FES 2021副読本、SmartHR、24-27頁(2022年3月4日)
・「
その「多様性」、本来の多様さを無視した使い方をしていませんか? 「あの人はおかしい」と感じた時に、思い出したい思考法」SYNCRHRONOUS(2022年3月12日)
・「
落語のくらしのアナキズム」遊刊エディスト(2022年2月23日)
・「
いま話題の文化人類学、その「有用性」ってなんだ? 求められる理由と、研究者の葛藤」SYNCRHRONOUS(2022年2月22日)
・「
オトナの教養 週末の一冊 よりよい社会を実現するための「アナキズム」とは何か?」Wedge Infinity(2022年2月18日)
・「
文化人類学的視点で語る「部屋から、遠くへ」後編 松村圭一郎×阿部航太 “ところで、人はなぜアートを鑑賞するのか?”」ARToVILLA(2022年2月18日)
・「
文化人類学的視点で語る「部屋から、遠くへ」前編 松村圭一郎×阿部航太 “街中のアートに触れ、その深層に思い馳せる”」ARToVILLA(2022年2月4日)
・「
文理共創対談 テーマ① 〈わたしたち〉のウェルビーイングをめぐって」NTT R&D Website (2022年1月28日)
・「著者に聞く 『くらしのアナキズム』 もし日本が明日なくなったら」Voice530号(2022年2月号)、232-235頁(2022年1月8日)
・「「うしろめたさ」が世界を変える」『潮』2022年1月号(2022年1月1日発行)、80-86頁。
・「「我慢」ってなんだろう?」『
#しかたなくない 「それ、本当にしかたない?」』Vol.00 2021, Smaluna(2021年12月14日)
・「自律と助け合い 日常のアナキズム 『くらしのアナキズム』松村圭一郎さんに聞く」朝日新聞2021年12月6日朝刊。
・「
著者は語る 107 松村圭一郎 くらしのアナキズム」『文藝春秋』2021年12月号(2021年12月1日発行)、356頁。
・「視点が変わる読書案内 新しい窓を開ける 『うしろめたさの人類学』」『別冊 暮しの手帖 お金の手帖Q&A』、78-81頁。(2021年11月26日)
・
「メディアと市場のAIDA」Hyper-Editing Platform[AIDA]Season2 (2021年11月13日)
・「著者の肖像 「くらしのアナキズム」 自ら問題に対処する力」山陽新聞2021年10月31日朝刊11面、「著者に聞く 「くらしのアナキズム」自分の手で問題に対処する力」神戸新聞2021年10月30日朝刊ほか
・「
著者からの手紙 文化人類学者・松村圭一郎著『くらしのアナキズム』」NHKラジオ第1「マイあさ」(2021年10月24日放送)
・「分断を越えて2021 問題を察知する関係 取り戻す」熊本日日新聞2021年10月22日朝刊18面
・「未来の「仕事」はどこに? 私たちはすでにヒントに出会っている」Forbes Japan 6月号(第8巻第6号通巻89号)、46-57頁。2021年4月24日発行。
・「
「一貫性のある人生を歩まないといけない」って、実は幻想なんです──文化人類学者に聞く「対話と学び続ける姿勢」の大切さ」サイボウズ式。2020年12月17日
・「
縁食から世界を変える(1)」みんなのミシマガジン。2020年12月17日
・「コロナを乗り切る 心をたもつヒント 経済活動は持ちつ持たれつ」信濃毎日新聞2020年7月11日ほか
・「文化人類学で考える 文明社会と未開社会」『TRANSIT48号(2022年Summer号)、144-145頁。(2020年6月26日)
・「
「これからのアナキズム」の話 松村圭一郎×三島邦弘(1)」みんなのミシマガジン。2020年6月17日
・「コロナと向き合う つながる消費 価値再発見」日経MJ2020年6月3日10面
・「新型コロナ問題 人類学の視点から 自分を開き、可能性を広げる時」金光新聞2020年5月24日2面
・「終わりから始まる 座談会:旗野秀人・高倉鼓子・松村圭一郎」『明日の友』245号(通巻261号)、40-49頁(2020年5月1日)
・「
今週の本棚:探究する姿 伝えることこそ 「これからの大学」(春秋社)」毎日新聞2020年3月15日朝刊11面
・「生きる力 付ける学びを 「これからの大学」出版」山陽新聞2020年3月13日朝刊4面
・「ぶっちゃけインタビュー29 わたしへの喜捨は、神さまに返してもらいなさ」『コトノネ』Vol.33:30-35.(2020年2月20日発行)
・「そして人類学が残る―グローバル、AI時代のなかで 巻頭座談会:中沢新一、小川さやか、松村圭一郎」『神奈川大学評論』第94号:6-33頁(2019年11月30日発行)
・「分からないから想像強いられる 岡山芸術交流2019」山陽新聞2019年11月21日朝刊15面
・「
柴崎友香の書く“よくある日常”には人類学が潜んでいる? 新作『待ち遠しい』刊行記念」梅田蔦屋書店イベントレポート(2019年9月12日)
・「
文化人類学は「ものの価値」を再構築できるか」『広告』リニューアル創刊記念イベントレポート(2019年9月2日)
・「
価値と人類』『広告』Vol.413:16-45.(2019年7月24日発行)
・「
スペシャルトーク いま、あたりまえの外へ 松村圭一郎×若林恵」『せかいしそう』(2019年7月22日)
・「
私の子だからって私だけが面倒を見る必要ないよね? ──エチオピアの農村を支える基盤的コミュニズムと自治の精神」『Hagazine』(2019年5月23日)
・「「超-人類学」を超えて?」『文化人類学研究』19(2018年12月)、69-80頁。
・「孤独のSOSは背負わず拾う:「共感大国」との対比で考える孤独大国・日本の処方箋」『AERA』2018年9月3日No.40:22-23.
・「息苦しさ感じた「平成」 解決能力 次代のヒントに」「平成残り1年 この30年考察」『山陽新聞』2018年5月1日朝刊23面
・「隙間から社会再構築できる」『山陽新聞』2018年4月25日朝刊、16面
・「世界を「うしろめたさ」によって再構築するために」「in fragments」『Studio Voice』Vol.412(March 2018)154-156頁
・「うしろめたさは社会を変える?」「文芸・批評」『朝日新聞』2018年2月28日夕刊
・「エチオピアに通って」「ワイドインタビュー問答有用」『週間エコノミスト』2018年2月27日特大号50-53頁
・「共感力が社会変える一歩」「文化」『熊本日日新聞』2018年2月7日朝刊22面
・「オピニオン うしろめたさ 起点に変革を」『中国新聞』2018年2月7日朝刊6面
・「私が投票する理由」『朝日新聞』2017年10月22日朝刊39面
・「心にうしろめたさを 世界にスキマを」「Face vol.7」『リビング岡山』2017年11月4日、1571号3面(同くらしき、11月11日1475号6面)
・「「うしろめたさ」が世界を変える」「文化」『京都新聞』2017年10月18日朝刊9面
・「共感の回路を開く」「特集 3.11 日本あれから 最終回」『読売新聞』2012年11月11日朝刊14面
<競争的資金>
・2019年度-2023年度:科学研究費補助金・基盤研究(C)(一般)「エチオピア人出稼ぎ・難民女性の生活実践にみる「人間の経済」に関する人類学的研究」(研究代表者)
・2014(H26)年度-2018(H30)年度:科学研究費補助金・基盤研究(B)(海外学術調査)「援助と投資の経済人類学:エチオピアの食料資源の市場化/脱市場化に関する実証分析」(研究代表者)
・2010(H22)年度-2013(H25)年度:科学研究費補助金・若手研究(B)「開発援助の経済人類学的研究:エチオピアとザンビアにおける食糧援助プロジェクトの事例から」(研究代表者)
・2009(H21)年度:京都大学教育研究振興財団助成事業・長期派遣「エチオピアにおける食糧安全保障政策と農村社会の再編成」
・2007(H19)年度:科学研究費補助金・研究成果公開促進費(学術図書)『所有と分配の人類学』(世界思想社)
・2006(H18)年度-2008(H20)年度:科学研究費補助金・若手研究(B)「ポスト社会主義・エチオピアの土地政策と土地利用実践の再編過程に関する実証研究」(研究代表者)
・2002(H14)年度-2004(H16)年度 :科学研究費補助金・特別研究員奨励費 「資源開発をめぐる民族と国家の動態:エチオピア西部でのコーヒー栽培の拡大過程から」(研究代表者)
<受賞>
2018 第72回 毎日出版文化賞・特別賞(『うしろめたさの人類学』)
2010 第37回 澁澤賞:公益信託澁澤民族学振興基金(『所有と分配の人類学』)
2009 第30回 発展途上国研究奨励賞:日本貿易振興機構・アジア経済研究所(『所有と分配の人類学』)
2009 第4回 日本文化人類学会奨励賞(「所有と分配の力学―エチオピア西南部・農村社会の事例から」『文化人類学』72巻2号, 2007)
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