卒業論文発表会①

 


2月13日~14日にかけて卒業論文発表会があり、B4磯山が発表を行いました。

発表を終えてのコメントとともに、論文の内容を紹介します。

 

○発表会を終えた磯山のコメント

発表に至るまで研究方針や分析方法で紆余曲折しましたが、研究室の皆さんのサポートもあり当日は自分が納得できる発表ができたと思っています

先生・先輩方と議論した内容や当日受けたご指摘も踏まえながら、今後の学会発表等に向けてより良い研究にしていきたいです。


 (発表の様子①)

 

 (発表の様子②)

 

○研究テーマ

小学生の路側帯歩行中におけるはみ出し挙動の実態とその要因に関する研究-登下校時間帯に着目して-

 

○研究の概要

近年の交通事故の現状から歩行環境の安全性が求められる中、幅員の狭い生活道路においては歩道のような物理的な歩車分離構造を設置できない場合があり、代替として路側帯を設けることで視覚的な歩車分離を図っている道路が多く見受けられる。

しかしながら、道路構造や歩行形態といった様々な要因によって歩行者は路側帯をはみ出す場合があり、この挙動は交通安全上危険なものの一つとして考えられる。

そこで、本研究では登下校時の小学生に着目し、ドライブレコーダーによる撮影調査から路側帯歩行中における車道へのはみ出し挙動の実態とその要因について明らかにした。


 (対象エリアにおけるはみ出しヒートマップ)