当研究室では、東日本大震災で主に津波による被害が甚大であった岩手県沿岸部へ視察に参りました。
東日本大震災被災地視察
視察コース

宮古市中心市街地
宮古駅周辺の中心部は街の骨格を残す一方で、港湾部は津波により甚大な被害を受けている


宮古駅前ロータリー 防潮堤を超え、市役所(写真左)の2階部分まで波が到達


防波堤の一部が津波により破壊されている 港湾部に位置していたトイレ跡
浄土ヶ浜
宮古の代表的な景勝地。日本の「快水浴場百選」に選定されているが、東日本大震災の影響により23年度の海水浴場の開設は中止となった


林立する白い流紋岩 海水の影響で枯れた松(右)
田老地区
「万里の長城」と地域住民が信頼を寄せる全国最大規模の防波堤が建設されていたが、津波は防波堤を超え地区は大きな被害を受けている


住宅地は壊滅的な被害を受け、 残存する防波堤の上を歩く
建物は鉄筋コンクリート造の建物をわずかに残すのみ


海に倒れた防波堤 自動車等の回収現場
山田町
長い年月と巨費を投じて、大規模な堤防を巡らしてきていたが、津波ははるか高くを超えた。津波は住宅や施設を飲み込み、さらには大規模な火災も重なり、壊滅的な被害を受けている


津波と火災で壊滅的な被害を受けた中心市街地 真っ二つに折れた電柱


陸中山田駅。ホームの跡のみが確認できる 仮設店舗で営業を再開する居酒屋も