横断歩道での歩行者の立ち位置に関する研究紹介 

 

B4増田が取り組んでいる研究の紹介をさせて頂きます。

近年,横断歩道において歩行者を優先しない自動車が多いことが問題となっています。本研究室の研究により,横断歩道における自動車の一時停止率を上昇させるためには,歩行者の立ち位置を車道よりにすることが重要であることが明らかとなっています。本研究では,歩行者の立ち位置を無意識に車道よりにするための横断歩道の構造を提案するために, VRシミュレーションを用いた研究を行っています。実験では実際にVR空間内を歩いてもらい, 横断待機行動を観測しました。自動車の挙動などをプログラムし,構造のバリエーションを作成したりと,難しいことは様々ありますが,実験は無事終了し,得られた結果を用いて分析に注力して参ります。

 

 

 

 

VR画面の歩行者視点の映像

 

 

実験の様子