ひらめき☆ときめきサイエンス:思春期から始まる健康未来!

御礼
無事に終了しました。参加者の皆さん,ありがとうございました!
申込関連の情報
申込期限:7月30日(金)8月4日(水)まで延長!
お申込先: 大学院医歯薬学総合研究科等学務課・近常 聡住所: 〒700-8558 岡山市北区鹿田町2-5-1TEL: 086-235-7002; FAX:086-235-7045E-mail: chikatsune-s@adm.okayama-u.ac.jp
保険
短期のレクレーション保険に加入します
食事
昼食付; 午後にはクッキータイムあり

プログラムの紹介
ここをクリックして,見てみよう!

少子高齢化が進む社会では,少ない生産年齢人口で多くの高齢者の生活を守ります。 誰もが楽しく安心して生活するためのコツは,健康を守ることです。 そこで,健康を目指す科学に触れてみましょう! 国民の多くが悩む口の病気と最近に増加しているメタボリックシンドローム(メタボ)との関連を学びながら,口の病気を予防するとメタボ予防になることを科学しましょう! 歯学部の教育・研究施設を使い,自分の身体の特徴を調べます。
中学生・高校生:合計40人

できれば,20人ずつにグループ分けします

平成22年8月9日(月)10:00 - 17:00

昼食・軽食付き

岡山大学歯学部棟4階(第一示説室・第二示説室・第一臨床実習室・第二臨床実習室)
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町 2-5-1
国民の過半数が罹患する歯周病は,口腔細菌の慢性感染症であり,罹患の自覚が少ない沈黙の病である。 この感染状況を微量指尖血から検査することを科研費にて研究してきた。 さらに,その感染を生物学的な特徴を利用して制御する研究も実施してきた。一方で,医科歯科連携で歯周病治療がメタボ管理に与える影響も調べてきた。 これらの成果を利用して,自らの身体の特徴を把握しながら,健康生活を工夫する楽しみを紹介する。

【目的】 口腔細菌と共存する身体の特徴を把握し,メタボを予防する健康生活を工夫する科学を考察する。

【講義】 最初に全体に対する講義「社会の変化と生涯に渡る健康維持(高柴正悟実施代表者)」を行い,その後に2群に分かれて,中学生向け講義「生活を豊かにする口の機能(窪木拓男,杉本朋貞)」と高校生向け講義「生涯変化する骨の仕組み(佐々木朗,滝川正春)」を行う。

【実験・実習】 3つの実験・実習を2群で実施する。指尖採血を行って血糖値と歯周病原性細菌のIgG抗体価を測定する。また,口腔細菌を採取して顕微鏡で観察し,細菌数の計算を行う。待ち時間を利用して,口腔の状態をデジタル写真撮影によって把握する。さらに,身体測定を行ってBody Mass Indexを計算する。休憩時間後に,全体で検査結果を分析し,健康生活のための工夫を考察する。

【実施場所】 講義室ならびに実習室は,歯学部棟4階に集中しており,移動・連携しながら使用する。

10:00 - 10:10受付(歯学部棟4階ホール集合; 教務学生係長,学生支援者)
10:10 - 10:30開講式(挨拶,オリエンテーション,科研費の説明;松尾歯学部長,日本学術振興会職員)
10:30 - 10:50全体講義(中学生・高校生同時;高柴実施代表者)
10:50 - 11:30指尖採血(中学生・高校生同時で実施;高柴実施代表者,学生支援者)
11:30 - 12:20講義 [中学生・高校生同時の講義(杉本教授:痛みの錯覚,滝川教授:骨が伸びる仕組み,窪木教授:歯の再生)]
12:20 - 12:50血糖値測定(1回目;高柴実施代表者,学生支援者)
12:50 - 13:30昼食・歓談(杉本入試委員長,学生支援者)
13:30 - 14:30実験・実習 [血糖値に関する説明・血糖値測定(2回目)・IgG抗体価測定見学;高柴実施代表者,学生支援者)
14:30 - 15:30実験・実習(口腔観察・身体測定・IgG抗体価測定見学;高柴実施代表者,学生支援者)
15:30 - 16:00クッキータイム・歓談(杉本入試委員長,学生支援者)
16:00 - 16:40検査結果の分析・健康生活の工夫の考察・アンケート回答(高柴実施代表者)
16:40 - 17:00未来博士号授与(松尾歯学部長)・検査結果の受け渡し(高柴実施代表者)・解散