修士論文公聴会(林(晃))

 

 

2/17~18にかけて行われた修士論文公聴会にて、橋本研M2の林(晃)が発表を行いました。

発表を終えてのコメントとともに、研究内容について紹介します。

 

 

発表を終えた林のコメント

学部の卒業研究のデータを用いて別の視点から発展させた内容であり、多くのデータを整理・分析しながら取り組んできました。
研究を進める中で様々な困難がありましたが、先生方や研究室の皆さまの支えもあり、最終的に十分な研究成果を残すことが出来たと自負しております。
この場をお借りして感謝申し上げます。
この研究室で経験したことを今後の社会生活に活かせるように精進してまいります。


 発表の様子)

 

 

○研究テーマ

公共交通の利便性に着目した高齢者の移動実態に関する研究―岡山県パーソントリップ調査を用いて―

 

 

○研究内容

近年の日本では、自家用車利用を前提とした社会が形成されている一方で、急速な高齢化の進行等によって免許保有者全体に占める高齢者の割合は年々増加しており、高齢者ドライバーによる交通事故の増加が社会的な問題となっている。その対策として高齢者の免許返納を促す動きが活発化し、高齢者の自主的な免許返納には公共交通のサービスレベルが大きく影響していることが明らかになった。しかし、鉄道や路線バスは路線縮小や撤退が生じており、それによって生じた交通空白地や交通不便地域の解消策として、コミュニティバスやデマンド交通の導入が各地で進められているものの、それらを含めた公共交通のサービスレベルの実態及び高齢者の移動実態との関連性については明らかにされていない。
そこで本研究では、コミュニティバスやデマンド交通を含めた公共交通について、時間的・空間的な観点から定量化した指標を定義し、岡山県パーソントリップ調査を用いて高齢者の移動実態について明らかにした。
本研究で得られた成果は、自治体等が公共交通利用の促進を視野に入れた高齢者の免許返納政策を考案・実施する際に有益な知見になるものであると考えられる。

 

 (発表資料の一部)