修士論文公聴会(廣瀬)

 

 

2/17~18にかけて行われた修士論文公聴会にて、橋本研M2の廣瀬が発表を行いました。

発表を終えてのコメントとともに、研究内容について紹介します。

 

 

発表を終えた廣瀬のコメント

卒業研究に続き、小学生の通学を対象とした研究に取り組みました。修士では新たにアンケート分析を行い、個人の意識や行動にも目を向けながら研究を進めました。その中で、結果の解釈や論理の組み立て方等について、これまで以上に丁寧に向き合いました。
研究計画の立案や論文執筆で苦しむ時期もありましたが、先生方や研究室の皆さんの支えがあり、当日は自分なりに納得のいく発表を行うことができました。
お世話になりました皆様に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
本研究室での経験を糧に、社会人としてより一層努力してまいります。


 発表の様子)

 

 

○研究テーマ

小学生の通学実態及び通学施策のあり方に関する研究
―送迎から徒歩・スクールバスへの転換可能性に着目して―

 

 

○研究内容

近年、我が国では少子化の進行に伴う学校統廃合による通学負担の増大や、徒歩通学中の交通事故・犯罪の多発を背景に、小学生の通学手段として従来の主流であった徒歩通学のみならず、スクールバスや家族による送迎といった他の手段も多く用いられるようになってきている。特に、家族による送迎は徒歩に次ぐ主要な通学手段となっているものの、家庭の時間的・心理的負担となり得る点から、持続可能性に課題を抱える可能性がある。
そこで本研究では、小学生の通学手段の実態を把握するとともに、送迎から徒歩・スクールバスへの転換可能性に着目して、通学施策のあり方について検討した。その結果、通学環境の安全性向上や地域コミュニティの強化によって徒歩通学を維持・促進できる可能性があることを示した。また、環境的制約から徒歩通学が物理的に困難で、送迎に依存している層においては、スクールバスが十分に導入されていない実態を確認するとともに、現状のスクールバス利用実態に基づく予測モデルを通じて利用条件の検討の必要性を示唆した。
これら本研究で得られた知見は、地域の実情に応じた柔軟な通学施策の検討に資すると考える。

 

 (発表資料の一部)