不妊治療に公的補助

特定不妊治療費助成事業について

 厚生労働省は,2004年度予算案に「特定不妊治療助成事業」として,25億円を盛り込んでいます.これは,「少子化対策の施策」の一環として,医療保険が適用されず,高額な医療費がかかる配偶者間の不妊治療に要する費用の一部を助成するものです.給付内容は,1年度当たり上限額10万円とし,通算2年間の支給となります.ご夫婦の所得制限額は,650万円未満(夫婦合算所得ベース),実施主体はご夫婦の居住地の都道府県・指定都市・中核市となっています.この助成事業への申請方法は各都道府県・市町村によって異なります.まずはご自身が住まれている地域の不妊相談センターへ確認してみましょう!

(2004年4月22日)