研究内容 |
私は、家族をがんで亡くし、「抗がん剤開発をしたい」との想いから、薬学部の道に進みました。また希少疾病や難治性の病気で苦しむ方々が身近にも多いことから、「がんや希少疾病・難治性疾患で苦しむひとを助けたい」との想いを実現するためのテーマを第一のテーマとして研究しています。
その手段としては、がんの予防、がんの悪化を防ぐことを目指し、がんと密接な関係にある「糖尿病」また「炎症」に着目し、その手段としてレチノイドX受容体を標的とした新規化合物の創出を行っています。
これらは「糖尿病」、「がん」に限らず、クローン病などの難治性疾患、さらにはアルツハイマー病治療にも応用出来る研究だと考えています。また「効率的に創薬研究が行えるようにしたい」との想いから、新しい創薬研究手法の確立を第二のテーマとして研究しています。
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