高分子化学II(この名称での開講は平成29年度まで)

後期 水曜1限 学部3年次生 対象

〜講義スケジュールとワンポイントアドバイス〜

日付
講義予定内容
当日の講義内容
ワンポイントアドバイス
10/2
講義のイントロダクション 下記パワーポイント資料参照 試験には出しませんが、半期に学習する内容を要約しました。
歴史や人物などに興味を持ってもらえたらと思います。
10/16
高分子の一次・二次・高次構造
高分子の一次・二次・高次構造
知識として知っておくだけで十分です。
内容を暗記する必要はありません。試験にも出しません。
10/23
高分子の様々な平均分子量
数・重量・粘度平均分子量の定義
重合反応と分子量分布の関係
レポートあり(数列の和の練習)
10/30
分子量測定法
(膜浸透圧・固有粘度)
膜浸透圧・固有粘度
レポートあり(固有粘度)(ヒント:テイラー(マクローリン)展開)
11/6
分子量測定法
(GPC・光散乱前半)
GPC・光散乱前半
物理化学の溶液論をよく復習しておこう。
11/13
粒子散乱関数(光散乱後半)
粒子散乱関数(光散乱後半)
Zimmプロットの見方をよく理解しておくこと。
11/20
高分子鎖のモデル化と
分子の拡がり
高分子鎖の統計的取扱の必要性
棒状分子・自由連結鎖・自由回転鎖・
束縛回転鎖の拡がり
高分子鎖のモデル化の手法の要点をおさえること。
11/27
半屈曲性鎖とガウス鎖の拡がり
排除体積効果
みみず鎖とガウス鎖の拡がり
排除体積効果
鎖状分子の統計的取扱を理解してください。
ここまでの学習を中間試験範囲とします。
12/4
中間試験
環105で実施予定
中間試験を行います。関数電卓必須。
12/11
Flory-Hugginsの格子模型
Flory-Hugginsの格子模型
格子モデルによる混合エントロピーの計算法を理解する。
混合の自由エネルギーから溶解性を判断できること。
12/18
Flory-Hugginsの格子模型の欠点
高分子の固体構造と結晶化
結晶性高分子の微細・高次構造
Flory-Hugginsの格子模型の欠点
高分子結晶、固体構造の導入的話題
格子モデルの欠点が説明できること。
このあとで学習する内容の概要です。
12/25 休講
1/15
高分子結晶の
融解挙動と平衡融点
高分子の結晶化の熱力学
高分子の平衡融点の決定法
Gibbs-ThomsonとHoffman-Weeks法が説明できること。
1/22
高分子の結晶構造観察法I
高分子の結晶観察法
(XRD, AFM, TEM,)
各種測定法の原理を理解し、何が測定できるのか説明できること。
1/29
高分子の結晶構造観察法II
高分子の結晶観察法
(偏光顕微鏡)
各種測定法の原理を理解し、何が測定できるのか説明できること。
2/5
高分子の結晶構造観察法III
高分子の結晶観察法
(DSC)
各種測定法の原理を理解し、何が測定できるのか説明できること。
2/13
期末試験 環105で実施予定
期末試験を行います。

1.講義資料のダウンロード(PDFファイル)


2.試験問題(過去問)


3.過去の講義の足跡

〜講義スケジュールとワンポイントアドバイス(2011年度実績)〜

日付
講義予定内容
当日の講義内容
ワンポイントアドバイス
10/5
講義のイントロダクション 下記パワーポイント資料参照 試験には出しませんが、半期に学習する内容を要約しました。
歴史や人物などに興味を持ってもらえたらと思います。
10/12
高分子の一次・二次・高次構造
高分子の一次・二次・高次構造
知識として知っておくだけで十分です。
内容を暗記する必要はありません。試験にも出しません。
10/19
高分子の様々な平均分子量
数・重量・粘度平均分子量の定義
重合反応と分子量分布の関係
レポートあり(数列の和の練習)
10/26
分子量測定法
(膜浸透圧・GPC)
膜浸透圧・GPC
物理化学の溶液論をよく復習しておこう。
11/9
分子量測定法
(固有粘度・光散乱前半)
固有粘度・光散乱前半
レポートあり(固有粘度)(ヒント:テイラー(マクローリン)展開)
11/16
粒子散乱関数(光散乱後半)
粒子散乱関数(光散乱後半)
Zimmプロットの見方をよく理解しておくこと。
11/22
高分子鎖のモデル化と
分子の拡がり
高分子鎖の統計的取扱の必要性
棒状分子・自由連結鎖・自由回転鎖・
束縛回転鎖の拡がり
高分子鎖のモデル化の手法の要点をおさえること。
11/30
半屈曲性鎖とガウス鎖の拡がり
みみず鎖とガウス鎖の拡がり
鎖状分子の統計的取扱を理解してください。
12/7
排除体積効果
排除体積効果
ここまでの学習を中間試験範囲とします。
12/14
Flory-Hugginsの格子模型
Flory-Hugginsの格子模型
格子モデルによる混合エントロピーの計算法を理解する。
12/21
中間試験
環202で実施
中間試験を行います。関数電卓必須。紙類に限り持ち込み可。
1/11
Flory-Hugginsの格子模型
中間試験の解説
Flory-Hugginsの格子模型の欠点
混合の自由エネルギーから溶解性を判断できること。
格子モデルの欠点が説明できること。
1/18
高分子の固体構造と結晶化
結晶性高分子の微細・高次構造
高分子結晶、固体構造の導入的話題
これからあと2回で学習する内容の概要です。
1/25
高分子結晶の
融解挙動と平衡融点
高分子の結晶化の熱力学
高分子の平衡融点の決定法
Gibbs-ThomsonとHoffman-Weeks法が説明できること。
2/1
高分子の結晶構造観察法I
高分子の結晶構造観察法II
高分子の結晶観察法
(XRD, AFM, TEM,)
高分子の結晶観察法
(偏光顕微鏡, DSC)
各種測定法の原理を理解し、何が測定できるのか説明できること。
2/8
期末試験 環202で実施予定
期末試験を行います。

〜講義スケジュールとワンポイントアドバイス(2010年度実績)〜

日付
講義予定内容
当日の講義内容
ワンポイントアドバイス
10/6
講義のイントロダクション 下記パワーポイント資料参照 試験には出しませんが、半期に学習する内容を要約しました。
歴史や人物などに興味を持ってもらえたらと思います。
10/13
高分子の一次・二次・高次構造
高分子の一次・二次・高次構造
知識として知っておくだけで十分です。
内容を暗記する必要はありません。試験にも出しません。
10/20
高分子の様々な平均分子量
数・重量・粘度平均分子量の定義
重合反応と分子量分布の関係
レポートあり(数列の和の練習)
10/27
分子量測定法
(膜浸透圧・GPC)
膜浸透圧・GPC
物理化学の溶液論をよく復習しておこう。
11/10
分子量測定法
(固有粘度・光散乱前半)
固有粘度・光散乱前半
レポートあり(固有粘度)(ヒント:テイラー(マクローリン)展開)
11/17
粒子散乱関数(光散乱後半)
粒子散乱関数(光散乱後半)
Zimmプロットの見方をよく理解しておくこと。
11/24
高分子鎖のモデル化と
分子の拡がり
高分子鎖の統計的取扱の必要性
棒状分子・自由連結鎖・自由回転鎖・
束縛回転鎖の拡がり
高分子鎖のモデル化の手法の要点をおさえること。
12/1
半屈曲性鎖とガウス鎖の拡がり
みみず鎖とガウス鎖の拡がり
鎖状分子の統計的取扱を理解してください。
12/8
排除体積効果
排除体積効果
レポートあり(MHS式の指数に関する総合問題)
過去のレポートの答を参照するな!
人のレポートを写すな!!
自分で考えろ!!!
12/15
Flory-Hugginsの格子模型
Flory-Hugginsの格子模型
格子モデルによる混合エントロピーの計算法を理解する。
12/22
中間試験
環202で実施
中間試験を行います。関数電卓必須。紙類に限り持ち込み可。
1/12
Flory-Hugginsの格子模型
高分子の固体構造と結晶化
Flory-Hugginsの格子模型の欠点
高分子結晶、固体構造の導入的話題
混合の自由エネルギーから溶解性を判断できること。
格子モデルの欠点が説明できること。
1/19
結晶性高分子の微細・高次構造
高分子の結晶化の熱力学
1/26
高分子結晶の
融解挙動と平衡融点
高分子の平衡融点の決定法
Gibbs-ThomsonとHoffman-Weeks法が説明できること。
2/2
高分子の結晶構造観察法I
高分子の結晶構造観察法II
高分子の結晶観察法
(XRD, AFM, TEM,)
高分子の結晶観察法
(偏光顕微鏡, DSC)
各種測定法の原理を理解し、何が測定できるのか説明できること。
2/9
期末試験 環202で実施予定
期末試験を行います。

〜講義スケジュールとワンポイントアドバイス(2009年度実績)〜

日付
講義予定内容
当日の講義内容
ワンポイントアドバイス
10/7
講義のイントロダクション 下記パワーポイント資料参照 試験には出しませんが、半期に学習する内容を要約しました。
歴史や人物などに興味を持ってもらえたらと思います。
10/14
高分子の一次・二次・高次構造
高分子の一次・二次・高次構造
知識として知っておくだけで十分です。
内容を暗記する必要はありません。試験にも出しません。
10/21
高分子の様々な平均分子量
数・重量・粘度平均分子量の定義
重合反応と分子量分布の関係
レポートあり(数列の和の練習)
10/28
分子量測定法
(膜浸透圧・GPC)
膜浸透圧・GPC
物理化学の溶液論をよく復習しておこう。
11/4
分子量測定法
(固有粘度・光散乱前半)
分子量測定法
(固有粘度・光散乱前半)
レポートあり(固有粘度)(ヒント:テイラー(マクローリン)展開)
11/11
粒子散乱関数(光散乱後半)
粒子散乱関数(光散乱後半)
高分子鎖の統計的取扱の必要性
Zimmプロットの見方をよく理解しておくこと。
11/18
高分子鎖のモデル化と
分子の拡がり
半屈曲性鎖とガウス鎖の拡がり
棒状分子・自由連結鎖・自由回転鎖・
束縛回転鎖とみみず鎖の拡がり
高分子鎖のモデル化の手法の要点をおさえること。
11/25
排除体積効果と溶液の熱力学 ガウス鎖の拡がりと排除体積効果
鎖状分子の統計的取扱を理解してください。
12/2
高分子溶液の熱力学
(Flory-Hugginsの格子模型)
排除体積効果と溶液の熱力学
レポートあり(MHS式の指数に関する総合問題)
排除体積効果までの学習内容を中間試験範囲とします。
12/9
Flory-Hugginsの格子模型
Flory-Hugginsの格子模型
格子モデルによる混合エントロピーの計算法を理解する。
混合の自由エネルギーから溶解性を判断できること。
12/16
中間試験
環202で実施予定 中間試験を行います。
1/13
Flory-Hugginsの格子模型の続き
高分子の固体構造と結晶化
結晶性高分子の微細・高次構造
Flory-Hugginsの格子模型の欠点
高分子結晶、固体構造の導入的話題
格子モデルの欠点が説明できること。
1/20
高分子の結晶化の基礎概念
高分子の結晶化の熱力学
高分子の平衡融点の決定法
Gibbs-ThomsonとHoffman-Weeks法が説明できること。
1/27
高分子結晶の
融解挙動と平衡融点
高分子の結晶観察法
(XRD, AFM,TEM, 偏光顕微鏡, DSC)
各種測定法の原理を理解し、何が測定できるのか説明できること。
2/3
期末試験
環202で実施
期末試験を行います。
未提出レポートの受付最終期限は、2月5日まで。

〜講義スケジュールとワンポイントアドバイス(2008年度実績)〜

日付
講義予定内容
当日の講義内容
ワンポイントアドバイス
10/1
講義のイントロダクション 下記パワーポイント資料参照 試験には出しませんが、半期に学習する内容を要約しました。
歴史や人物などに興味を持ってもらえたらと思います。
10/8
高分子の一次・二次・高次構造
高分子の一次・二次・高次構造
知識として知っておくだけで十分です。
内容を暗記する必要はありません。試験にも出しません。
10/15
高分子の様々な平均分子量
数・重量・粘度平均分子量の定義
重合反応と分子量分布の関係
レポートあり(数列の和の練習)
自分で設定した系について、平均分子量の計算をしてみる。
10/29
分子量測定法
(膜浸透圧・GPC)
膜浸透圧・GPC
物理化学の溶液論をよく復習しておこう。
11/5
分子量測定法
(固有粘度・光散乱)
粒子散乱関数(光散乱後半)
分子量測定法
(固有粘度・光散乱前半)
レポートあり(固有粘度)(ヒント:テイラー(マクローリン)展開)
11/12
高分子鎖のモデル化と
分子の拡がり
粒子散乱関数(光散乱後半)
棒状分子・自由連結鎖・自由回転鎖の拡がり
高分子鎖のモデル化の手法の要点をおさえること。
11/19
半屈曲性鎖とガウス鎖の拡がり 束縛回転鎖とみみず鎖の拡がり、回転半径
鎖状分子の統計的取扱を理解してください。
11/26
排除体積効果と溶液の熱力学 ガウス鎖の拡がりと排除体積効果
レポートあり(MHS式の指数に関する総合問題)
12/3
高分子溶液の熱力学
(Flory-Hugginsの格子模型)
溶液の熱力学とFlory-Hugginsの格子モデル
これまでの3回のレポートは年内が最終受付です。
12/10
高分子溶液の熱力学(相平衡) 格子モデルによる混合自由エネルギーの導出
化学ポテンシャルと蒸気圧、浸透圧の関係
本年度も、高分子溶液の相平衡の講義を取りやめました
12/17
高分子の固体構造
(ガラス転移と結晶化)
高分子の固体構造イントロダクション
今後の講義用資料を配付しました。以後最終回まで持参すること。
1/14
結晶性高分子の微細・高次構造 結晶化の熱力学と平衡融点の求め方
グラフを使って、熱力学的に結晶化が説明できるようになること。
1/21
高分子の結晶化の基礎概念 高分子の結晶化の熱力学
高分子の平衡融点の決定法およびXRD, AFM
これまでのレポート未提出者は期末試験の前日までに必ず提出のこと。
1/28
高分子結晶の
融解挙動と平衡融点
高分子の結晶観察法(TEM, 偏光顕微鏡, DSC)
講義のまとめ
講義中に話したとおり、レポート30点+試験70点で成績評価する。
試験に出るポイントは、最後のスライドで示したとおりです。
2/4
期末試験 期末試験
講評は試験問題のところに記します。

2007年度は木村邦生先生に代行していただきました。

〜講義スケジュールとワンポイントアドバイス(2006年度実績)〜

日付
講義予定内容
当日の講義内容
ワンポイントアドバイス
10/4
講義のイントロダクション 下記パワーポイント資料参照 試験には出ませんが、半期に学習する内容を要約しました。
歴史や人物などに興味を持ってもらえたらと思います。
10/11
高分子の一次・二次・高次構造
高分子の一次・二次・高次構造
細かな話をしましたが、知識として知っておくだけで十分です。
内容を暗記する必要はありません。
10/18
高分子の様々な平均分子量
数・重量・粘度平均分子量の定義
重合反応と分子量分布の関係
レポートあり
自分でいろいろな系を設定して、平均分子量の計算をしてみる。
10/25
分子量測定法
(膜浸透圧・光散乱)
膜浸透圧・光散乱(前半)
物理化学Bの溶液論を復習しておくとよい
初回講義に予告したようにレポートも
成績評価の一部です。
11/1
粒子散乱関数(光散乱後半)
分子量測定法
(固有粘度・GPC)
Zimmプロット・固有粘度測定
環境化学実験でやるよ!
10/25に配布したプリントを持参してください。
レポートあり(ヒント:テイラー(マクローリン)展開)
11/8
高分子鎖のモデル化と
分子の拡がり
固有粘度と分子論
高分子鎖のモデル化と両末端間距離
ベクトルを復習しておくとよい
11/15
半屈曲性鎖とガウス鎖の拡がり 棒状、自由連結、自由回転、回転異性体
モデルの計算、特性比
高分子鎖のモデル化に慣れ、
得られた結果の物理的意味を考えよう。
11/22
排除体積効果と溶液の熱力学 半屈曲性(みみず)鎖と一次元酔歩の話
正規分布・酔歩・確率を予習するとよい。
11/29
高分子溶液の熱力学
(Flory-Hugginsの格子模型)
ガウス鎖と排除体積効果
ガウス鎖の物理的意味はおさえておこう。
12/6
高分子溶液の熱力学(相平衡) Flory-Hugginsの格子模型
物理化学Bの溶液論を復習しておくとよい。
本年度は、
高分子溶液の相平衡の講義を取りやめます
12/13
高分子の固体構造
(ガラス転移と結晶化)
高分子の固体状態の分類
レポートあり
12/20
結晶性高分子の微細・高次構造 高分子の階層性結晶構造
レポートのヒントを出しました。
また、今後の講義用の資料を配付しました。
1/10
高分子の結晶化の基礎概念 高分子の結晶化の熱力学
高分子の平衡融点の決定法とDSC
これまでのレポート未提出者は期末試験の前日までに必ず提出のこと。
1/17
高分子結晶の
融解挙動と平衡融点
高分子の結晶観察法(TEM, AFM, 偏光顕微鏡)
講義のまとめ
講義中に話したとおり、レポート30点+試験70点で成績評価する。
試験に出るポイントは、最後のスライドで示したとおりです。
1/31
期末試験 期末試験
講評は試験問題のところに記します。