配属志望の皆さん

研究室の活動


博士課程の学生を中心に勉強会を開催しています。パワーエレクトロニクスに関する論文を輪講したり、洋書を使って高度なモータ制御について理解したり、マイコンの使い方を教わったりしています。授業とは別に研究に必要な知識をここで身につけています。


研究の進捗を週1回話し合って、来週行うことを決めていきます。研究で困ったことがあっても、1週間に1回このような場で疑問を解消することができるので、円滑に研究を進めることができます。


1ヶ月に1回、全体の前で研究の進捗および成果をパワーポイントを用いて発表します。学会発表に必要なプレゼンテーションのスキルをここで身につけていきます。また発表だけでなく、学生同士で質疑応答やアドバイスをし合って、お互いを高めています。


実験室は平木研,七戸研共用で使っています。実験に必要な回路やコイル,トランスなどを製作しています。実験機材も充実しており,円滑に実験を進めることができます。当研究室では高電圧・大電流を扱うため,常に注意を払いながら実験を進めています。

スタッフの紹介

平木英治 教授

1988年に大阪大学基礎工学部電気工学科卒業。1990年,大阪大学大学院基礎工学研究科(電気系)博士前期課程修了。工学博士(大阪大学)。1990年よりマツダ株式会社にて電気自動車の研究・開発に従事した後,1995年に山口大学工学部助手に着任。同大学助教を経て,2007年に准教授に就任。2013年より岡山大学大学院自然科学研究科教授に赴任し,現在に至る。主として,パワーエレクトロニクスおよびエネルギーエレクトロニクスに関する研究に従事。

梅谷和弘 准教授

2007年3月に京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程を卒業(その時の専門は,大気力学)。趣味の電気工作が高じて、2007年4月より株式会社東芝に入社。モバイルオーディオ製品の開発・量産設計の技術者として現場の最前線で働く。2008年9月,株式会社デンソー基礎研究にて自動車用エレクトロニクスや生産設備の研究に従事。2014年3月,島根大学大学院総合理工学研究科博士後期課程に入学。2014年10月,岡山大学工学部電気通信系学科の助教に赴任。2015年9月,島根大学大学院総合理工学研究科博士後期課程を卒業し,現在に至る。 主として高周波誘導加熱,スイッチング電源回路の小型・高効率化,モータドライブ,放熱板,磁気部品の小型・高効率化,スイッチング電源の高応答安定制御,非接触給電,直流遮断機などの研究に従事し、複数の企業との共同研究を行っている。博士(人間・環境学)および博士(工学)。

石原將貴 助教

2015年3月,島根大学総合理工学部電子制御システム工学科を卒業。2017年3月,島根大学大学院総合理工学研究科博士前期課程を修了。2021年3月,岡山大学大学院自然科学研究科博士後期課程を修了。2021年4月より岡山大学学術研究院自然科学学域の助教に着任し,現在に至る。 主として,ワイヤレス給電システム,次世代パワー半導体デバイス(GaN-HEMTやSiC-MOSFET)の高速スイッチング技術,磁気部品の小型・高効率化に関する研究に従事。博士(工学)。