モバイル通信学研究室
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   現在の携帯電話方式IMT-2000の情報伝送速度は最大2Mbit/sですが、100Mbit/s以上の高速モバイルマルチメディアサービスの提供を目指す新世代移動通信方式を実現するため,システムの大容量化,多様なサービスに対応できるサービスエリア,他システムとの共存などの技術課題を克服すべく,無線伝送技術,無線リンク設計法,複合セル構成法,などに関する研究を行っています。

無線伝送技術
  • システム大容量化技術の一つとして,アダプティブアレアンテナを用いる空間分割アクセス法に時分割多重を組み合わせた時空分割アクセス方式の研究。
  • 大容量,高性能な通信を可能にするMIMOチャネル伝送技術を中心に,超高効率な移動通信方式用無線信号処理技術に関する研究。
  • ブロードバンド無線通信方式で用いられるOFDM伝送技術,及び周波数領域等化技術を用いた送受信機構成法に関する研究。
  • ユーザがモバイル環境を意識することなく通信が行えるシームレスなサービスエリアを構成するための伝送技術に関する研究。
無線リンク設計法
  • 基地局や移動局の送信電力,セル半径,干渉条件,システム容量など,無線ネットワークを構築する上でキーとなるパラメータの設計手法を確立する研究。
複合セル構成法
  • 様々なモバイル環境に対応できる方式にするため,ユーザがモバイル環境を意識することなく通信が行えるシームレスなくサービスエリアを構成法する方法の研究。


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