1997年に設立された本フォーラムは現在まで発展的に継続開催され、
このたび、2018年11月18日(日)〜21日(水)の4日間、
岡山大学50周年記念館におきまして第8回のフォーラムを開催する運びとなりました。
本フォーラムは、発展著しいLSI基板としてのSi材料とSi関連デバイス、
さらにSi系太陽電池、Siパワーデバイス、SiCおよび他のワイドバンドギャップ半導体、
そのほか関連する材料・デバイスに重点をおいた論文発表と討論の場を提供するものです。
本フォーラムは、このような論文発表と討論を通して、我が国の半導体産業の推進と、
それを支える学術基盤の発展に貢献することを長期的な目標としています。
この目標を達成するためには、実用技術と基礎研究の両面に関してバランスのとれた
人材育成を推進し、我が国の産業技術と技術科学がともに発展する好循環を作ることが不可欠で
す。 このような必要性に鑑み、(1)
産学連携の強化と実質化(基礎研究と応用研究の交流)、 (2)
次世代を担う若手技術者・研究者の育成と国際活動力の向上、 および(3)
技術者・研究者の国際レベルでの交流を全員参加の討論の中で前進させること
を目的としています。
本フォーラムの大きな特徴として、発表時間が長く、プロシーディングスの枚数制限がない
ことが挙げられます。これは、本フォーラムが「技術者・研究者が一堂に会して、
徹底的に自由討論する」という設立理念によるものです。特に若手研究者・技術者の育成に
重点を置いたシリコン関連国際シンポジウムとして、世界的に見てもたいへんユニークな
存在となっており、参加者から好評を得ています。
支援者の皆様におかれましては、上記のような本フォーラムの趣旨をご理解いただき、
今までにもまして多大なるご協力を賜れますよう、心よりお願い申し上げる次第でございます。
また、当事者たる研究者・技術者の皆様におかれましては、国を超えて、
またでき得る限り幅広い分野からご参加いただき本フォーラムを盛り上げてくださいますよう、
お願い申し上げる次第です。
平成29年9月20日
第8回シリコン材料の科学と技術フォーラム(シリコンフォーラム2018岡山会議)
実行委員会 委員長
末岡浩治 (岡山県立大学 教授)
同
副委員長 太子敏則 (信州大学 准教授)
同
副委員長 山下善文 (岡山大学 准教授)
同
副委員長 深田直樹 (NIMS グループリーダー)
同
副委員長 棚橋克人 (産総研 主任研究員)
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