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OkayamaUniv.
OkayamaUnivE.
Japanese
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研究概要: Overview
電動機システム工学分野
現在,モータは,産業,運輸から家庭に至る様々な場所で使用されていることから,日本の全発電量の半分以上がモータで消費されています。そのため,モータの効率を向上することは,エネルギー起源の二酸化炭素削減に非常に効果があり,地球温暖化対策さらには石油などのエネルギー資源の枯渇対策の観点から非常に重要な研究課題です。そこで,「モータによる環境負荷の低減」を目指して研究を行っております。
主な研究テーマは,以下のように大別されます。
次世代高性能モータに関する研究
磁気浮上を活用したベアリングレスモータ・磁気軸受に関する研究
「実験を重視した研究スタイルに特長」
があります。コンピュータシミュレーションだけではなく,実際に実験装置を試作し実証試験を行います。実際に動かしてみないとわからないこともたくさんあります。また,企業との共同研究を推進し,実学を重んじています。
次世代高性能モータに関する研究
まず,「次世代高性能モータに関する研究」について,説明させていただきます。モータは,電気エネルギーを機械エネルギーに変換する電気機械であり,モータ単体で使用されることは無く,その変換された機械エネルギーを消費する負荷が必ず接続されます。従って,モータの高性能化を考える際,モータと負荷を組み合わせたシステムとしてのトータルの性能向上を図ることが重要です。そのため,特定用途毎に最適なモータを開発することが重視されます。
そこで,当研究室においても,特定用途毎に最適なモータに関する研究・開発を行っており,複数の企業との共同研究を通じて,用途の異なる数種類の研究プロジェクトを実施中です。研究プロジェクトを実施する際に心がけているのは,接続される負荷に比べて,モータの設計自由度は高いことが多いため,負荷に合わせたモータを開発することです。そして,モータの高効率化に加えて,小型化・高出力化・低騒音化・低振動化・低価格化も重要な課題であり,これらの課題を改善することで,付加価値の高いモータを目指しています。
これまでに実施した研究プロジェクトのごく一部でありますが,展示会などに出展しましたので,具体例として下記に挙げさせていただきます。
EVシティコミューター用インホイールモータ
EV駆動用47kWレアアースフリーモータ
EVシティコミューター用
インホイールモータ
EV駆動用47kW
レアアースフリーモータ
磁気浮上を活用したベアリングレスモータ・磁気軸受に関する研究
次に,「磁気浮上技術を活用したベアリングレスモータ・磁気軸受に関する研究」について,説明させていただきます。ベアリングレスモータは,モータと磁気軸受機能を一体化させたモータであり,回転子主軸を電磁力により,完全非接触で浮上回転させることができます。そのため,無摩擦・無潤滑で回転子主軸を回転できるため,高速回転が可能,そして,潤滑油が使用できないような特殊環境下での運転が可能,などといった特長を備えており,付加価値の高いモータであります。このようなベアリングレスモータと磁気軸受に関する研究についても,用途の異なる数種類の研究プロジェクトを実施しております。
この研究テーマに関しても,これまでに実施した研究プロジェクトのごく一部でありますが,展示会などに出展しましたので,具体例として下記に挙げさせていただきます。
ノンパーティクルを実現する磁気浮上モータポンプ
10万rpm超高速ベアリングレスモータ
ノンパーティクルを実現する
磁気浮上モータポンプ
10万rpm超高速
ベアリングレスモータ
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当研究室では学内外より積極的に大学院への進学者を募集しております。
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随時研究室見学を取り行っておりますので,ご希望の方は下記のアドレスまでご連絡ください。
電動機システム工学研究室
教授 竹本 真紹
e-mail: mtakemotoアットマークokayama-u.ac.jp
(アットマークを@に直してください)
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