今年に入ってから天候に恵まれず、或いは土砂崩れによる思わぬ通行止めで、遠乗りがガックリライドに終わることが続いていた。9月初めに牛窓を訪れたときも太陽が鱗雲に隠れて日差しが弱く、海の色が冴えずさっぱりであった。私は毎年夏の終わりに牛窓に行くのを楽しみにしていたので、がっかりした。そこでそのリベンジに小豆島に行くことを思いついた。小豆島に自転車で行ったことはなかったが、天気が良ければ青い海と空を心行くまで堪能できるのは間違いないと思ったからだ。
天気予報と仕事のスケジュールを見比べながら虎視眈眈と機会をうかがっていた。ところが、なかなか機会が巡ってこない。9月中旬を過ぎると仕事をはじめとする諸々の都合で遠乗りに1日使うことは当分できそうにない。日が過ぎるにつれ焦りがつのるとともに、
徐々に諦めの気持ちもわいてきた。ところが機会は突然やってきた。9月14日(日)、朝6時起床。窓の外を見ると空
は雲一つなく綺麗に晴れ渡っていた。いざ出発
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