神様ありがとう 青い海と空 小豆島一周

 

1. 機会は突然やってきた

2. 小豆島へ渡る

3.  黄金の翼に祝福されて 

4. 長老は言った 若者よ、あの迂回路を行きなさい

5. いゃっほ〜い!小豆島最高!自転車最高!

6. 亀の手を求めて 

7. 三都半島

8. 神様、素敵な一日をありがとう

 

 

7. 三都半島

 
 腹が満ち足りると心も穏やかになる。さて、サイクリング再開である。島の南側は交通量がやや多かったが、三都半島に入ると再び車の姿をほとんど目にしなくなった。それでも午前中走った島の北部と比べると、ところどころ道端に人の生活の気配を感じさせられる箇所があった。
 

 

 

もう秋だなぁ。

 

 少し長い坂道を上り切ると視界が開けた。本日見下ろす最後の海。



 海岸線近くまで下る。もう三都半島も後少しで終わり・・・


 三都半島を過ぎてからは土庄港に直行した。真昼の迷走によるタイムロスが思いのほか響き、フェリー乗り場に着いたのは15時20分。出航10分前であった。ぎりぎりセーフ。ところが、ここではたと困ったことに気が付いた。つれあいへのお土産を買っていないのである。土産物屋は乗り場から少し離れた所にあるので買う時間が無く、そのまま船に乗り込むこととなってしまった。別にお土産買って帰らなくても小言一つ言われるわけではないが、ささいなモノでも喜んでくれるつれあいの顔を思い出すと、やはり何か買って帰りたい。フェリーの中で何かないかと探していると、ありました!オリーブドーナッツ&醤油ドーナッツ。これで心置きなく島を離れられる。

 翌朝、食後にコーヒーとともに食すと、あっさりして、つれあいと私の好みの味であった。
 

つづく