愛しき苗よ 梅雨の晴れ間に自転車で棚田巡り

 

1. 梅雨の晴れ間だ、棚田に行くぞ

2. 小山の棚田 棚田の曲線美

3. 深山で独りオリエンテーリング

4. あれれれ? いつの間にか本命過ぎて昼飯所に

5. 上籾の棚田を見た後で  先に進もか戻ろか 、戻るべし

6. 戻ったところで目にしたのは・・・

7. 本命の棚田をぐるり大きくひとまわり

8. 北床の棚田 名残を惜しみながら誕生寺へ下る

 

 

2. 小山の棚田 棚田の曲線美

 休乢トンネルの上を通りR429を横切ると勾配が一気にきつくなる。 勾配10%前後の区間が多い上りが続く。上りは苦にならない方であるが、ここ数日、日課の鍛錬(朝ジョグ10km)を頑張り過ぎ足がやや重い。そのため、無理せずマイペースで上ることにする。やがてピークに達し、そこから少し下ると小山(おやま)の棚田が姿をあらわした。




 小山の棚田は規模が小さいが、棚田が描く曲線の連なりは見る角度によって変幻自在。


 



 私は数年前から、現代アートに関心をもつようになった。日本の原風景といわれる棚田だが、それが織り成す複雑な曲線美に、現代アートに通じるものを感じ興味深い。

 



 小山の集落では軽トラに乗ったお爺さんや頬かむりしたお婆さんと何人か挨拶を交わした。今年70歳になる私の父親より高齢であるはずだが、皆さんまだまだ現役で棚田を守っておられる。