愛しき苗よ 梅雨の晴れ間に自転車で棚田巡り

 

1. 梅雨の晴れ間だ、棚田に行くぞ

2. 小山の棚田 棚田の曲線美

3. 深山で独りオリエンテーリング

4. あれれれ? いつの間にか本命過ぎて昼飯所に

5. 上籾の棚田を見た後で  先に進もか戻ろか 、戻るべし

6. 戻ったところで目にしたのは・・・

7. 本命の棚田をぐるり大きくひとまわり

8. 北床の棚田 名残を惜しみながら誕生寺へ下る

 

 

6. 戻ったところで目にしたのは・・・

 5キロほど戻ったところで目に飛び込んできたのは、どでかい大垪和西(おおはがにし)の棚田を示す看板であった。 道端の小さな駐車場にあった。

 なぜこんな大看板を見過ごしたのか。それは、この看板が、私が元来た方向からはかなり見えにくい角度に建てられていたからである。そして、 少し考えると、看板がそのような角度に立てられている理由はおよそ察しがついた。棚田を見に来る人の大半は車で来る。そして車で来る人は通常r70を北上し、紅そば亭の交差点を左折し 大垪和西の棚田を訪れる。つまり、私が元来た方向とは逆方向(今回私が棚田に戻った方向)から棚田を訪れるからである。
 看板を見つけたことで少し溜飲が下がるとともに、意外な事実を発見した。これまでの棚田と異なり、すり鉢状の盆地に造られた大垪和西の棚田は大きくぐるりと周囲をまわれるのであった。これなら、すでに見たのとは異なる棚田の風貌を鑑賞できる。いやぁ〜、それにしても戻って本当にえがった。そのまま帰宅した後こんなこと知ったらとんでもなく後悔したこと間違いなしである。 早速いそいそと
大垪和西の棚田を時計回りに一周することにする。