学習のページ
おすすめするセミナー
※ここでは実際に参加して(参加予定で)勉強になると思ったセミナーを紹介します。
- ・日本疫学学会主催セミナー
プレセミナー(交絡変数の選択)、疫学セミナー(混合研究法) - ・日本医学会総会セッション
ビッグデータがもたらす医療の改革 - ・医療従事者のためのつくばノンテク道場
地域医療のリーダーとして必要な理論とスキル(チームビルディング、コンフリクトマネジメント)
おすすめする書籍
※ここでは手に取って読んでいただきたい本を紹介します。
- ・「理科系の作文技術」
木下是雄 著 中央新書
タイトルには「理科系」とありますが、科学論文を書くすべての人にぜひ読んでほしい一冊です.
パラグラフの構成や文章全体の流れ、構造の重要性について、具体的かつわかりやすく解説されています.読み手に伝わる文章を書くためには、まず「うまく書くコツが書かれた本」や「わかりやすい論文」を読むことが大切です.良い読み手になること——つまり「読む力」は、研究者にとって欠かせない力です(2025/8/2). - ・ジャンさんの「英語の頭」をつくる本―センスのいい科学論文のために
ジャン・プレゲンス 著 インターメディカル
1997年に出版された少し古い本ですが、英語で論文を書く際に知っておきたい工夫やポイントが詰まっています.論文執筆には論理的な流れが不可欠ですが、英語という言語は特に「リズム」を大切にする言語だそうです.一流の研究者も推奨する本です(2025/8/2) - ・「リアルワールドデータで臨床研究」
康永秀生 著 金芳堂
近年注目されているRWDを用いた臨床研究、RWDを用いた研究で優れた成果が生み出されていることがわかる本です。さまざまなデータベースがわが国にあることを知ることができます(2023/3/4)。 - ・「統計学が最強の学問である」
西内径 著 ダイヤモンド社
先人たちの知恵(研究結果)を読めるようになることの必要性、予見するためにエビデンスが必要であることが、わかりやすく書かれた本です。統計学の専門的な書籍を読む前に、調査や統計学におけるエッセンスやキモがわかる本です(2021/3/3)。 - ・「知的に考える練習」
柳川範之 著 草思社文庫
頭の使い方や自分で考えるクセをいかにつけるかについて書かれた本です。一見、研究には必要なさそうですが、自分の問題に置き換えて考えてみる、情報を抽象化して考えてみる、構造化して考えてみるなど、考える力を養ううえで大切なことは共通していることを感じる本です(2021/2/22)。 - ・「臨床心理学をまなぶ⑦ 量的研究法」
南風原朝和 著 東京大学出版会
臨床心理学の研究を始める人のために書かれた本ですが、人の心理といった目に見えにくい現象を扱う看護学においても、研究を立案する際に役立つ本です。知りたいことを研究としてかたちづくることがわかってくる本です(2020/12/19)。 - ・「臨床心理学をまなぶ⑥ 質的研究法」
能智正博 著 東京大学出版会
質的研究法について記載された本は数多くあると思います。この書籍は、語りとは何なのかを踏まえたうえで、問いをどう立ち上げるかが非常にわかりやすく記載されています。自分の視点を「」において問うてみることの必要性がわかる本です(2020/12/19)。 - ・「臨床研究の道標 -7つのステップで学ぶ研究デザイン-」
福原俊一 著 認定NPO法人 健康医療評価研究機構
臨床疑問を研究疑問に引き上げていくステップがわかりやすく記載されています。あいまいな臨床疑問を、具体的かつ明確で、実施可能な研究のかたちに整えていくこと、PECOやPICOで定式化することの必要性がわかる本です(2020/7/3)。 - ・「できる研究者の論文生産術」
ポール・J・シルヴィア 著 高橋さきの 訳 講談社
具体的な数値目標をたてて、机に向かうこと、書くことの習慣を身につけることの大切さが書かれています。明日から自分も取り入れようと思える本です(2020/6/1)。 - ・「考える技術・書く技術 問題解決力を伸ばすピラミッド原則」
バーバラ・ミント 著 ダイヤモンド社
ビジネス向けに書かれていますが、緒言の構造としても参考になると思います(2020/3/2)。 - ・「質的研究のピットホール」
萱間真美 著 医学書院
院生が最初に読むと参考になる本です。質的研究を中心に記載されていますが、研究をスタートする際に読むとよい本です。1~2時間程度で読めます(2020/3/2)。 - ・「心理学・社会科学研究のための構造方程式モデリング Mplusによる実践」
村上隆・行廣隆次 監修 ナカニシヤ出版
初学者の方が、Mplusを用いて解析をする際、参考にされると理解がすすむ本です(2020/3/2)。