岡山大学 大学院保健学研究科看護学分野 
臨床応用看護学領域 森本研究室

学習のページ

おすすめするセミナー

※ここでは実際に参加して(参加予定で)勉強になると思ったセミナーを紹介します。

おすすめする書籍

※ここでは手に取って読んでいただきたい本を紹介します。

  • ・「リアルワールドデータで臨床研究」
    康永秀生 著 金芳堂
    近年注目されているRWDを用いた臨床研究、RWDを用いた研究で優れた成果が生み出されていることがわかる本です。さまざまなデータベースがわが国にあることを知ることができます(2023/3/4)。
  • ・「Journal clubをやってみよう」
    安田英人 著 メディカル・サイエンス・インターナショナル社
    論文(臨床研究)を批判的吟味するために必要なポイントが記載されている本です。これまで、「医療専門職のための研究論文の読み方」金剛出版、「心理学・社会科学研究のための調査系論文の読み方」を院生の方々には紹介していきましたが、PICOに基づき内的妥当性・外的妥当性を検討するためのポイントがわかりやすく書かれている本です(2022/7/3)。
  • ・「健康行動理論による研究と実践」
    一般社団法人日本健康教育学会 編  医学書院
    理論を研究に活用することは非常に大切です。この本では、一つ一つの理論の説明だけでなく、健康行動理論やモデルがどのような変遷を経てきたかがまとめられており、理論やモデルの弱点や強みを捉えることができる有益な本です(2022/6/30)。
  • ・「健康行動学 その理論、研究、実践の最新動向」
    木原雅子/加治正行/木原正博 訳 メディカル・サイエンス・インターナショナル
    生活習慣病や慢性疾患が増加する中では、疾病の予防や増悪予防が重要になります。人々の健康行動がどのように養われるのか、行動変容がどのように促進され得るのか。この領域における有益な理論がわかりやすく解説されています。また理論に基づく行動変容介入で得られた知見やこれらを多様な集団に応用していくための課題が記載されているのもこの本の特徴です(2022/6/30)。
  • ・「統計学が最強の学問である」
    西内径 著 ダイヤモンド社
    先人たちの知恵(研究結果)を読めるようになることの必要性、予見するためにエビデンスが必要であることが、わかりやすく書かれた本です。統計学の専門的な書籍を読む前に、調査や統計学におけるエッセンスやキモがわかる本です(2021/3/3)。
  • ・「知的に考える練習」
    柳川範之 著 草思社文庫
    頭の使い方や自分で考えるクセをいかにつけるかについて書かれた本です。一見、研究には必要なさそうですが、自分の問題に置き換えて考えてみる、情報を抽象化して考えてみる、構造化して考えてみるなど、考える力を養ううえで大切なことは共通していることを感じる本です(2021/2/22)。
  • ・「臨床心理学をまなぶ⑦ 量的研究法」
    南風原朝和 著 東京大学出版会
    臨床心理学の研究を始める人のために書かれた本ですが、人の心理といった目に見えにくい現象を扱う看護学においても、研究を立案する際に役立つ本です。知りたいことを研究としてかたちづくることがわかってくる本です(2020/12/19)。
  • ・「臨床心理学をまなぶ⑥ 質的研究法」
    能智正博 著 東京大学出版会
    質的研究法について記載された本は数多くあると思います。この書籍は、語りとは何なのかを踏まえたうえで、問いをどう立ち上げるかが非常にわかりやすく記載されています。自分の視点を「」において問うてみることの必要性がわかる本です(2020/12/19)。
  • ・「臨床研究の道標 -7つのステップで学ぶ研究デザイン-」
    福原俊一 著 認定NPO法人 健康医療評価研究機構
    臨床疑問を研究疑問に引き上げていくステップがわかりやすく記載されています。あいまいな臨床疑問を、具体的かつ明確で、実施可能な研究のかたちに整えていくこと、PECOやPICOで定式化することの必要性がわかる本です(2020/7/3)。
  • ・「できる研究者の論文生産術」
    ポール・J・シルヴィア 著 高橋さきの 訳 講談社
    具体的な数値目標をたてて、机に向かうこと、書くことの習慣を身につけることの大切さが書かれています。明日から自分も取り入れようと思える本です(2020/6/1)。
  • ・「考える技術・書く技術 問題解決力を伸ばすピラミッド原則」
    バーバラ・ミント 著 ダイヤモンド社
    ビジネス向けに書かれていますが、緒言の構造としても参考になると思います(2020/3/2)。
  • ・「質的研究のピットホール」
    萱間真美 著 医学書院
    院生が最初に読むと参考になる本です。質的研究を中心に記載されていますが、研究をスタートする際に読むとよい本です。1~2時間程度で読めます(2020/3/2)。
  • ・「心理学・社会科学研究のための構造方程式モデリング Mplusによる実践」
    村上隆・行廣隆次 監修 ナカニシヤ出版
    初学者の方が、Mplusを用いて解析をする際、参考にされると理解がすすむ本です(2020/3/2)。
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