2025年がみなさんにとって素晴らしい年でありますように!
〒700-8530 岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学大学院環境生命科学研究科 環境経済学分野
岡山大学大学院環境生命自然科学研究科 食料環境政策学分野
環境経済学分野の活動やイベントを紹介していきます。
みなさま、ご無沙汰しております。
年が明けてから今まで、忙しさで目が回るようでした。本分野の4年生とM2生も、ようやく卒論・修論の提出と発表会を終え、一息ついたところです。卒論・修論のでき具合、あるいはこの1年の取組み自体に関していろいろな思いがあるとは思いますが、本分野としては、みなさんが後で振り返ってこの1年がいい経験だったと思えるよう努力してきたつもりです。
さて、3月からは農学部へと研究室の場所が移転します。心機一転、楽しく充実した活動が行えるよう努力していきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
当研究室に所属する農学部3年生の4名が、埼玉大学経済学部で行われた大学間合同ゼミ(インゼミ)において、「フルーツパフェによる岡山の果樹経済の変化」というタイトルで研究発表を行いました。
他大学の人たちとゼミをするという機会は貴重だと思います。参加してみていろいろと刺激になったのではないでしょうか。この刺激を今後につなげていきましょう。お疲れさまでした!
Suvania先生を交えて、"Towards a Co-creation of Sustainable Human-Nature Hybrids in the Age of Anthopocene: A Dialogue Between Humanities/Social Scientists and Natural Scientists"というタイトルのワークショップを開催しました。
学問分野を分ける際に、「理系(あるいは自然科学)」と「文系(人文学・社会科学)」というくくりが一般化していますが、これは非常に問題の多い分け方です。実際には両者に跨る様々な学問分野が存在していますし、私やSuvania先生のように「文系」の視点や方法論を用いて自然を考える研究者や、逆に「理系」の発想で人間や社会を考える研究者もいます。そもそも、私たち人間自体が自然に属するのですから、人間と自然は明確に分けられるものではありません。ワークショップでは、そのような「境界」に位置する科学者が現代の自然と社会との関係をどのように見ているのかを、日本、東南アジア、アフリカにおける研究事例を通して考えました。
もちろんながら、各発表には様々な点で相違点がありましたが、人間と自然のよりよい関係性を育むには、人びとが自然に対して持つ愛着(attachment)が重要だという共通点が浮かび上がってきたように思います。今後も機会を見つけてこのようなワークショップを開催していけたらと思います。
参加者のみなさん、ご協力いただいたみなさん、お疲れさまでした。なお、写真はグローバル・エンゲージメント・オフィスの津波さんから頂きました。ご参加いただきどうもありがとうございました!
お久しぶりです。すっかり寒くなりましたね。
さて、11/24に南アフリカのUniversity of South Africaから、Suvania Naidoo博士が当分野の客員として来岡されました。約2週間の滞在中に、先生には学生向けセミナーや共同研究セミナー等でご講演いただく予定です。
岡山へようこそ! 短い間ではありますが、ご滞在をぜひお楽しみください。
2023年度から、大学院環境生命科学研究科と自然科学研究科が合併し、新たに環境生命自然科学研究科として再編されることになりました。
新研究科への移行に伴い、当研究室は、大学院においても学部と同様に研究科内(「地球環境生命科学」学位プログラム)の環境生態学コースに移行いたします。コース内の食料生産システム管理学分野と合併し、新たに食料環境政策学分野として生まれ変わります。
もちろん、環境理工学部や旧大学院(環境生命科学研究科環境経済学分野)でもこれまで通り教育を行いますので、在学生に大きな影響はありません。安心して受講していただければと思います。
ただ、研究室名はややこしくなります。環境理工学部生、M2、D2以上の学生に対しては、従来通り環境経済学分野という名称を用います。農学部生、M1、D1の学生に対しては、食料環境政策学分野という名称を使います。
研究室の合併により教員が2名となり、学生数もかなりの数になります。当面はあれこれ試行錯誤が続くかもしれません。研究室は構成員全てにとっての居場所ですので、ぜひお気軽にご意見をお寄せください。
2018年度に当研究室を担当することになって以来、再編に次ぐ再編で、正直言ってうんざりしていますが、これを機会に研究室活動のさらなる充実を図っていきたいと思います。みんなで楽しい研究室にしていきましょう。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!