森のつくられかた

「森」といっても、今話題になっている方の話ではありません。
このたび、『森のつくられかた—移りゆく人間と自然のハイブリッド』という書籍を出版いたしました。タイトルにあるように、森がどのようにつくられているのかを論じた本です。ただし、森を自然のみでなく、人間によってもつくられる自然と人間の「ハイブリッド(混成物)」としてとらえている点が、従来の「森林科学」における視点とは異なります。あるハイブリッドがどのようにつくられ、変容し、ときに崩壊していくのかを、日本や東南アジアの事例をもとに、哲学・政治経済学・人文地理学・環境史等の知見を用いながら学際的に考察していくというのが本書の大きな特徴です。
詳しくは、下記のリンクから出版社(共立出版)のサイトをご訪問ください。
コロナ禍を経験した私たち。今後の人間と自然の関係はどうあるべきなのでしょうか。興味がある方は、本書をぜひ手に取っていただければ幸いです。