ブン・ナムマン
ラオスに行ってきました。久しぶりのラオスです。
米国とイスラエルが始めた戦争の影響は、ラオスのような国にいち早く現れています。内陸国であるラオスは原油のほとんどをタイから輸入していますが、そのタイが原油不足に見舞われているような現状です。写真(逆光でみにくいですが)のように、原油不足への危機感から人々がガソリンスタンドに列をなし、それが交通渋滞を引き起こすようになっていました。
そんな状況下、ラオスの人々は、この苛立たしい渋滞を「ブン・ナムマン(ガソリン祭り)」と呼んでいました。この世では、自分ではどうすることもできないことがたくさん起こる。だったらできる限りそれを楽しめるよう努めよう、という発想のようです。まあ、ある種の皮肉めいた冗談でもありますが…。
ちなみに、このブン・ナムマン、コロナ禍の時も起こっていたようです。世界における様々なショックが与える影響が極めて不均等であることに、今更ながら憤りとやるせなさを感じざるをえませんが、同時にラオスの人々のたくましさには感服させられます。
ブン・ナムマンが、文字通りみなさんのブン(功徳)になりますように。